質問日:Wed Jul 15
【林先生の回答】
こんにちは。林則行です。
こういうふうにまずお話をしておきましょう。
HSBC銀行が中国の管理下に入っているから、口座が安全かどうかということですが、
これはある意味で安全性が増したというふうに考えてください。
どういうことか、ご説明をしていきましょう。
例えば今、スイスの銀行がよく安全だとかいうことを言われます。
ただ、このスイスの銀行というのは、もう米国の傘下になってしまいましたから、ここで持っているお金の金額とか中身というのを全てこれ、米国に報告されちゃってるんですよね。
ということは日本にも、つつ抜けになっています。
これに対してHSBCは中国ですから、米国に対抗できる数少ない国なんですよね。
米国には当然中身を申告していないです。
詳しい話は今日は避けますけれど、そういう意味では中国の銀行というのはとってもいいんですよね。
中国が香港を今後もっと支配を強化したときに、この銀行業をうんと規制を入れてしまうかということですが、おそらくそういうことはないです。
なぜかというと、中国のいわゆる偉い方々は香港に資産を逃してるんですよね。
ですから、そういう意味でもしませんし、またそれをそんなことをしてしまうとお金が逃げていってしまうということが十分分かっています。
だから、経済が大事なのか、それとも思想的な締め付けが大事なのかを考えたときに、彼らはやっぱりその番をはじくということですね。
ということで、何ら心配がないというふうに思ってください。
株の予兆の話でございますけれども、外国人の売買動向と株価の天井、そういうものが相関しているという統計を僕は見たことがないです。
あんまり関係ないんじゃないでしょうか。
それで、じゃあ何を兆候としてみるのかというと、あなたにいつも話してきたようなことです。
最近で一番大事なのは、いろいろありますけれども、最近で一番大事なのはやはり投落レシオがどういう方向になっていくのか、
それから先行株がどういう状態になっていくのか、これで天井の流れがはっきりしてくるだろうと思います。
それの裏にあって、もっとファンダメンタル的に重要なのは失業率がどんな状態なのか、そういう部分ですよね。
あとは債権価格、これがどんな状況になっているのか、こういうのが重要です。
これらについては、講義の中でご説明をしております。
また、他にもご質問があるようでございましたら、お寄せになってください。
