生命保険会社は金融危機に最も脆弱であることを教わりましたが、 保険の種類の違い(終身生命保険、養老保険、外貨建保険、など)によって、 同じ会社でも支払い優先度が変わるのでしょうか?

質問日:Tue Sep 08


【林先生の回答】

こんにちは。林則行です。

生命保険会社は、仮に金融危機が来た時に、たくさんの国債を持っていることが一番の弱いポイントになります。
国債は日本だけじゃなくて、例えば米国の国債なども持っています。
これが仮に価値がゼロとか、100だったのが30になるとかということになると、破綻をしてしまう可能性が非常に高いです。
それが銀行以上に厳しいということなんですよね。

会社として破綻をするということになるわけですから、そこが出している商品によって何かが違うかというと、違うことはあまりないです。
ですから、商品によって違うということはないんですが、一つだけあります。
それは生命保険会社は二種類からなっていて、貯蓄性の部分と、それから普通の保険の部分です。
例えば、人が死んだら保険金を出すみたいなパターンですね。
この二つからなっているはずなんです。

この貯蓄性の部分は打撃がかなり大きいです。
それから保険部分に関しては、彼らはいわゆるお金を積んでいるんですよね。
保険っていつ起こるか分からないじゃないですか。
例えば、大きな疫病が起きると死亡する人がたくさん増えます。
それから損害保険なんかはもっと明らかなんですけれども、台風が来る年と来ない年では全然保険金の支払いが違いますよね。
そういうかけた保険に対する準備金というのを積んでいますから、こちらがやられた時に、そういうものが起きた時にリカバリーをする価値が大きい可能性はあります。

例えば、貯金の貯蓄性の方は仮に九割とか十割近く駄目ですよっていうことになった場合でも、生命保険部分は例えば半分だけ駄目ですよっていうになる可能性はあります。
そういう意味では、ものが違うといえばものが違います。

つまり、一番いいのは掛け捨て保険ですよね。
こういうことになるでしょう。
それで、そうは言うものの、やっぱり生命保険は非常に安定している商品とは言えないので、あまりそこに近づくというのはいいことではないとこのようにお考えになってください。

他にもご質問がありましたら、お寄せになってください。

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