書籍を読んでいて、少し心配になって先生にお尋ねしたいと思いメールしました。 日本の財政が破綻することで金融市場で起こる事象が書いてありました。 国債の下落、円安、インフレの三つの事象が起こると危ないそうです。 今日の日本が、この事象が徐々に当てはまって行く様でとても心配です。 この先に個人の資産を守る手段として、金の購入一択で大丈夫でしょうか? 他にも有る様でしたら、ご教示をお願いします。 宜しくお願いします。

質問日:Wed Apr 08


【林先生の回答】

こんにちは。林則行です。

あなたのご心配していることは、現実に起きてしまうことなんですよ。
それでどういうふうに考えていくかというと、じゃあ実際何が起きるんだということをまず理解するといいでしょう。

一つ目に起きそうなことは、金融恐慌ですよね。
金融恐慌というのは、多くの銀行が破綻をします。
例えばみずほ銀行のような大きい銀行が破綻をすると、自己資本がなくなってしまいますから、資本金だけじゃ負債を買いしきれなくなっちゃいますよね。
ということで、私たちの預金を食います。

多くの預金が戻ってこなくなってしまうということがあります。
過去そういう事例が一例でしたけれども、日本でも起きました。
日本振興銀行というものがあります。

ですからお付き合いする銀行は、まずネット銀行のようなところにしておけばいいです。
ネット銀行であれば、そういうことが起きないとははっきり言えませんが、起きる可能性がかなり低いです。
ネット銀行には大量に国債を保有しているということがないんですよね。
ですからこちらとお付き合いをするようにすればいいです。

それからもう一つ嫌なのは、こっちは金融危機ではなくて、金融危機に入る前に政府はおそらく私たちの資産を取り上げるでしょう。
金融危機はやっぱり誰だって起こしたくないじゃないですか。どんな国でも。
だからまずは自分たちの財政を守るために資産を取り上げます。
もしかしたら早く消費税も上げるかもしれないです。
例えば消費税が30%とかね。
一緒かその後か前かはわからないですが、資産税もやるでしょう。
資産税をやられると1946年のような場合になってしまいます。
この時は一番預金をとらえた人は90%とらえましたから、これも嫌ですよね。

ですからこれに当たらないようにするためには、預金をできるだけ低くしたほうがいいです。
どのぐらいにするのかというと、1個あたり200万円ですね。
これだったらまずやられないと思います。

今日本で200万円の預金がない人がだいたい世帯別で40から45%ぐらいあります。
ですからこれより以下の人に手をつけてしまうと暴動が起きますよね。
だけどだいたい人口の半分ぐらいだけがやられて半分がやられないということであれば、暴動は起きないだろうと政府は踏んでくるでしょう。
ということで1個あたりは200万円ということにします。

預金ゼロというわけに当然いかないのがわかるじゃないですか。
ですからこの2つを守っていけばいいです。

それで証券会社に対して資産税がやられるかどうかというのは、1946年はやられませんでしたが、これからくる危機においてはやられるかどうかはわからないです。
僕はやられない可能性が高いんじゃないかなと思いますけど、それは何の保証もないですよね。
それが怖いということであれば地金一本にしていくしかないですよね。

その代わり地金にした場合は税金が高くなります。
ご存知のようにETFだと20%ちょっとで済む税金が、もっともっと高くなってしまいます。
これは当然どのくらいの利益を出すかにもよりますけどね。
だからそれはどちらを選択するんだということになります。

このあたりはもうご自分の選択になりますね。
ということでご理解いただけましたでしょうか。
他にもご質問があるようでしたらお寄せになってください。

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