大暴落のタイミングについて 米国国債のレートが徐々に上がってきていますが 金には金利がつかないため、不人気ということは理解できます。 米国国債のレートが上がりすぎるとさすがにリスクが高くなってヤバい!ということで国債からマネーが離れていくと思うのですが、これは急に起こるのでしょうか? あるいは次第に大暴落と連動して起こりますか?何が最も引き金になるのかを知りたいです。 よろしくお願いいたします。

質問日:Tue Jul 14


【林先生の回答】

こんにちは。林則行です。

国際金利は今まで少しずつ上がってきました。
国際の利回りは少しずつ上がってきました。

これどうしてかというと、2020年から大きくトレンドが変わっています。
1981年が高値でしたが、その時は米国国債などは15%を上回る利回りがありました。
2020年には国にもよりますが、マイナス金利というのがあったんですよね。

だって自分が10年債を買って、10年経つとマイナスだから、100万円が例えば99万何千になって戻ってくるという話でしょう。
こんな馬鹿なことがあり得ますか?
自分がわざわざ損をして物を買うということですよ。
もうあり得ない話だったんですよね。

これは国際価格がそれでも上がるんだという幻想のもとにこういうことが起きたわけです。
そういう時間は長くは続かず、その後国際の金利は上昇に転じてしまいました。
これ何で転じたかというと、景気が良くなってきたからということではなくて、
もういよいよ金利に対する不安が広がってきたからですよ。
もうちょっと言うと、国債があまりに出しすぎているので、本当に返せないんじゃないかというのが、この頃から出回ってきた考え方なんですよね。

今は株価の下落と金利の上昇、つまり債券価格の下落が同方向になってしまいました。
リーマンショックの時とはまるで違う動きなんですよね。
ということで、株価が下がる、つまり会社の業績が悪くなって株価が下がるということになれば、
当然債券価格の利回りが上がっていきます。

そうすると今度は米国にある中小の銀行など、債券たくさん持ってますから、
これらの破綻が懸念されるようになります。
つまり株価の下落と銀行たちの連鎖倒産、こういうものも予想されるようになりますから、
ほぼ同じような方向で歩んでいくんだろうというふうに思います。
ただそこにはまだ少し時間があると、そのようにお考えになってください。
こんな時ですからいいのは金投資になると僕は思います。

他にもご質問があるようでございましたら、お寄せになってください。

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