国の借金は返さなくてもいい、という話を動画などでよく見ます。 借金の額よりも資産が多いから健全なのだ、と言います。 しかしこれは、日本の資産の大方がアメリカの国債だが、これは安全だ、と思っているから言えることなのでしょうか?   それともこの事をみて見ぬふりをして、大丈夫と言っているのでしょうか? この人達は間違っているのでしょうか? 林先生がおっしゃるように、この前提が既に崩れているから、国民の預貯金収奪へ至るという理解でよいのですか?

質問日:Thu Jul 30


【林先生の回答】

こんにちは。林則行です。

世間で言っているのは、借金の金額よりも資産が多いのではなくて、資産がある程度あるということなんですね。
1300兆円借金があるのは事実で、現実的には400兆ぐらいの資産があると、残り900兆ぐらいで済むという考え方です。
ところが900兆の借金があれば、これ1300兆だろうが900兆だろうが、返せないというのは同じなんですよね。
多くの人が米国債、それから日本の国債が崩れるなどということは思っていないです。

もしみんなが思っているようでしたら、今のような金利で済むはずがないんですよね。
ただ少し心ある人たちが、そういうふうに思い始めているので、国債価格がどんどんどんどん下がっているわけです。

現在は米国の国債価格、金利で言うと4.7%になってしまいました。
日本でも2.9%になっています。
債券では一番高いんですよね。
ということは債券価格が一番低いということです。

これは債券に対する信用が失われているというふうに考えている人が多いということです。
多くの人が崩れる直前まで全然気づかないものなんですよ。
だから私たちはそれに先行してこれに気づき、そして有効な手立て、金投資を行うことで、自分の資産を守るばかりか、大きく増やしていくことができる、
このようにお考えになってください。

そして最終的には当然、国は私たちの資産を取っていきます。
結局国と個人の関係というのは、税金を取るということですよね。
だからマイナンバーなんか一生懸命やっているわけです。

ということで、他にもご質問があるようでしたら、お寄せになってください。

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