アメリカにおける、ファンドによる非上場企業への融資であるプライベートクレジットの危険性が、昨年末からメディアで取り上げられるようになりました。 このプライベートクレジットのリスクは、リーマンショックと比較して、規模やマーケットへの影響はいかがでしょうか? 大暴落を招くものでしょうか。 宜しくお願いします!

質問日:Tue Apr 21


【林先生の回答】

こんにちは。林則行です。
あなたがおっしゃっているように、プライベートクレジットの危険性が言われています。
この代表的なのがブルーアウルっていう会社ですよね。
これが一番有名なところです。

それで、このブルーアウルを含めて全体で約2兆ドルと言われてるんですね。
このプライベートクレジットの会社、ブルーアウルは全体の0.6%なんです。
ただ、ブルーアウルだけが悪いわけではないですよね。
これに対してリーマンショックでの米国における全体の損失額ですよ。
損失額は1兆ドルと言われています。
この2兆ドルと1兆ドルは比較できないですよね。
片っぽは総資産で、片っぽは被害額ですから。

だけど、仮に2割がやられるとすると、そんな感じで計算をしていくことはできるじゃないですか。
ただ、問題はそこではなくて、プライベートクレジットがやられると、当然、これは他の分野にも影響をしてくるということがあります。
プライベートですから、いわゆる非上場企業なんですけれど、非上場企業じゃなくて上場企業の中でも、
いわゆるクレジットの低いところ、そういうところも会社がまずやられてくると、そういうふうに考えられますから。
そして、クレジット市場、プライベートクレジットの市場が小さいという感じではないと思ってください。

ということで、大暴落になるのは要するにそれ以外の状況がどうなるかによるということです。
おそらくなると思いますけどね。
ということで、他にもご質問があるようでしたら、お寄せになってください。

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