質問日:Tue Jun 23
【林先生の回答】
こんにちは。林則行です。
1)
金利が上昇すると債券価格が下がる。
これ、なかなか分かりにくいですよね。金利が上がってきたから、自分の金利も増えるっていうことはないんですよ。
ここ難しいところだから、ちゃんとご説明をしておきましょう。
例えば、話を簡単にするために、ちょうど債券の期間が1年としますよね。
1年ものが今99円で売っているとしましょう。
そうすると、1年後に必ず100円になります。
債券というのは必ず100円で償還されますから、99円が1円になりますから、1円儲かりますので、約1%値上がりするっていうことでいいですよね。
そうすると、債券の利回りは1%なわけです。
明日、値段が下がって98円になるとするじゃないですか。
そうすると98円が100円になるわけですから、2円上がります。
つまり、大体ですけれど2%になるじゃないですか。
つまり、債券での儲けが1%から2%になったときに、債券価格は逆に99円から98円に下がってしまいますよね。
ここを言っているわけです。
1年ぐらいだったらそんなに大きい問題ではないですが、これ10年先のもので同じようなことが起きると、
10年後に100円になると言われても、これはもう長い話なので、やっぱり今損をしていることがとても大きな問題になってしまうということなんですよね。
そのようにお考えになってください。
2)
それからインターネット銀行というのは、大手銀行のインターネット機能ではないです。
大手銀行はたくさん国債を持っているんですよね。この国債は、僕が今まで言っているように、デフォルトする可能性があります。
今100円だったとしたら、それが30円とか、場合によっては0円になってしまいます。
そうすると大手銀行の多くが破綻をしてしまいますから、株主資本がゼロになるということはどういうことかというと、皆さんが持っている預金を食っていくんですよね。
足りない分を食って、それで銀行がしのごうとするんです。ずるいんですよね。
それは嫌だから、ネット銀行ではそういうことはないです。
なぜかというと、ネット銀行は国債をほとんど持っていないんですよ。
だからそういう破綻時には耐えられます。ということでネット銀行をお勧めしているということでございます。
他にもご質問がありましたら、お寄せになってください。
