質問日:Tue Jun 09
【林先生の回答】
こんにちは、林則行です。
ご質問にお答えをしていきましょう。
①
金が上がる時というのは基本的に債券価格が下がる時というふうに思ってください。
債券価格が下がるということは債券に対する信用が失われているという時ですよね。
これは2020年からすでに始まっています。
ですから金の上昇も2020年から結構でかくなっています。
じゃあ今なぜ下がっているのかということですが、これ相場には相場の波っていうのがありますから、
あなたもご存知のように1月まであまりに大きく上がりましたから、その反動だとそのように考えればいいです。
②
そして2番目のご質問でございますけれども、各国の中央銀行、これ基本的に新興国の中央銀行ですが、
ここからある水準に達したらもう買わなくなってしまう可能性はないのかということですが、
そういうことはないでしょう。
どういうことかというと、できればドルをゼロにしたいんですよね。
ただそうはいかないですから、ある程度は持っているでしょうけれども、
これもう本当は全部ドルをやめたいぐらい、彼らはドルに対する危機感を持っています。
また逆に金が上がれば上がるほど、投資家はこの金に対して強気になりますから、
一般的な投資家の買いも増えてきますので、これ何ら心配がないというふうに思ってください。
最終的には米国がデフォルトをしますから、
そうなってしまったらこれはもう金の上昇はものすごいことになると、このようにお考えになったほうがいいです。
③
銀を買うというのはとてもいい方法で、上昇幅は金よりも銀の方が短期的には非常に大きくなるわけです。
これは下がるときも大きいですが、上がるときも大きいというのは正しい考え方です。
ただここで一つ言っておくのは、もしデフォルトみたいなことが起きた場合は状況が若干変わってきます。
つまりデフォルトが起きたときは、本物の通貨である金が大幅上昇をするんですが、
これは金はいわゆる国際的に通貨だというふうな認定をされておりまして、
買い溜めとして通貨を蓄えるということの手段になります。
銀は地方銀行が蓄えるということはしていないです。
これは金属だということなので銀を蓄えることはしていないです。
こういう違いからおそらくそういうデフォルトのようなことがあった場合、
これかなり大きいイベントですけど、その場合は金の方がよく上がります。
多分大きな違いが出てくると思います。
ただそれまでの間、それすぐに起きるわけじゃないですから、
銀相場で利益を取るという考え方が成立しないかというと、そのようなことはないです。
ということでお分かりいただけましたでしょうか。
他にもご質問があるようでございましたらお寄せになってください。
