林先生の講義で紹介された田中宇氏の論説を拝読しました。 「断続的に続くイラン戦争 4月10日」の中で次の一説がありましたが、林先生のご意見を頂戴できますか? 中銀群からの資金注入(簿外の裏QE)で株も債券も下がらなくなり、金相場は再抑止されている。簿外資金の無限注入で、金融バブルはこれから何年も維持できる。金融危機にはならない。金相場は再上昇しない。

質問日:Sun Apr 19


【林先生の回答】

こんにちは。林則行です。
この田中宇氏の話をしっかり読んでいる、これ大事ですよね。
それでこの人はジャーナリストなので、結局この人は相場で設けてきた人でないですから、
あまりこういうことを彼がこういう見方をしているということ自体は、大事ではないというふうにまず思ってください。

彼が言っているように、QEを続けるということはおそらく事実でしょう。
それでお金もたくさん入れてくるということも事実でしょう。
じゃあこれが本当だと、金輪際バブルは弾けないということになってしまうんですが、おそらくそうはいかないだろうというのが僕の考え方です。
それはここのところの金利上昇によく表れている。
株が下がった時に金利が上がってしまいました。
これは過去とは違う状況なので、こういうことがここからは起きてくるだろうというのが僕の考え方です。

金利が上がるということは、債券価格が下がるということですから、債券価格が下がるということは現金の価値が下がるということと同じになります。
ということは金価格が上がるということになりますよね。
そのようにお考えになってください。
他にもご質問があるようでしたら、お寄せになってください。

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