8/5の気づきにて、米国は米国債売り金利上昇を抑えるため円高ドル安を阻止しているとのコメントがありましたが、 7/31の協調介入の米国の真の狙いは何だったのでしょうか? またドル円が陰転するタイミングはどのように考えたらいいですか? よろしくお願いします。

質問日:Sat Aug 22


【林先生の回答】

こんにちは。林則行です。

どうしても彼らがしたいのは、
ドルの金利を上げないことなんですね。
これでもう本当に必死なんです。
色々なことを考え出しました。
中国銀行に買わせるなどという方法も、
今生み出したようです。
しかし、こんなことじゃあドル金利は上がるんですけどね。
日本もそれに協力するようにということで、
協調介入があったというふうに考えたらいいでしょう。

どういうことかというと、
今まではできるだけドルが強く、円が安くなるように米国はしたかったんですよね。
そうするとドルが強ければ強いほどドルにお金が入ってきますから、
ドルに入るとだいたい債券を買うものですから、
そうすると債券価格が安くなるという構図があったわけです。

しかしこれが働かないということになって、
奴らが考え直したのは、

あんまり日本の金利が上がってくると、
連れ高で一緒に米国の金利が上がってきちゃうんじゃないかっていうことを考え始めたんですよね。
そうすると日本の金利が上がってくる大きな理由の一つは、
輸入物価が上がっちゃうことなんですよ。

中国や米国から買うものの値段が当然上がります。
そうすると輸入物価が上がりますから、金利が上がる。
そうするとこれが米国に反映する。
これが問題じゃないかって思い出したということですね。
それで介入しようと、こういうふうに言い出したということです。

今後ドル円がどういうふうにしてタイミングとして変わっていくのかというのがあなたのご質問ですが、
これは何のためにあなたが聞いてきているのかというのが、とっても重要なことになります。
もしドルをここで持っているというのであれば、円に変えていった方がいいでしょう。

特にこれは、
あなたがどうしてもドルを持たなければいけないということであるというのでなければ、
円資産の方がここからは効率がいいだろうと、
こんなふうに思います。

そうじゃなくて、
あなたがこれをドル円で為替で儲けたいんだということであれば、
今の話ではちょっと難しいですよね。

つまり、
もうちょっと短期的な見方が必要になります。
そうするとこれは前の高値を抜く、
そして前の安値を抜く、
こういうことで取引をしていくことになりますから、
その場合は若干考え方が変わると、
このように思ってください。

他にもご質問があるようでございましたら、お寄せになってください。

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