預金封鎖からの財産税・資産税による課税についての質問です。 その中での、 株式等の「証券資産への課税」について、 ご意見をお聞かせください。 「証券資産への課税」ですが、 可能性はどのくらいの高さとお考えでしょうか? また、仮に実施される場合、 どのような方法で課税されることが想定できますでしょうか。 ・強制的に決済して、決済後の現金に課税 ・含み益に対して、課税 上記の様なやり方だと、 個人資産の毀損につながり、 株式市場にも悪影響を及ぼしかねないため、 非常に実施が困難な印象があります。 (そこまで可能性が高いような気がしておりません。) また、 NISAにも課税されるとお考えでしょうか? (その場合、国民の反発はさらに大きいかと。。 その後のNISAの継続も困難になるかと想像します。) 質問の目的は、 地金と1540の所有割合の検討のためとなります。 (現在は地金を1、1540を9の割合で保有しております。) ・分散を1;1にするのか、2:1くらいにするのか。 ・1540は日経平均が3万~1万以下になった時点で、すべて地金に換えるか。 ・1540はNISAだけ残すか。 上記の様な分散案をいくつか思案しておりますが、 証券資産に課税される可能性の高さにも影響される気がしております。 (可能性なので、確率で表すことができないのは理解しております。) きっと、 状況が差し迫ったときに林先生より詳しい解説があると思われますが、 現時点でのお考えをお聞かせいただけると幸いです。

質問日:Thu Aug 27


【林先生の回答】

こんにちは。林則行です。

あなたの財産税に関する質問ですけれども、非常に真っ当な質問ですよね。

僕はやらない可能性の方が大きいとは思っています。
これはなぜかというと、これあなたが書いてきた通りなんですね。

決済後、含み益に課税することはありえないですし、やるとしたら1540にも当然課税をします。
つまりこの預かり資産全てに課税をするということですよ。
それが例えば株に、1,000万円あった場合、最初の200万円ぐらいは仮に課税しないとして、後の800万円に課税をする。
税率は適当に言いますけど、20パーセントだとすると、800万円の20万円で20パーセントですから、160万円払ってくださいということになります。

これを物納にするのか、それとも現金にするのかっていうのが分からないところですよね。
物納にすると、1540を持っていくということになります。
そうするとあなたの場合は一五四ゼロですが、とある人は日立、またとある人はキオクシアの株になりますから、
政府に集まるお金というのは、お金というよりは日本のいわゆる証券市場の20パーセントの株式が集まるというような形になるんじゃないでしょうか。
それはあんまり政府は喜ばないと思うんですよね。

じゃあ逆に今度それを売るんだと。
あなたの場合は今1540を売ってくださいということになると、売り一色の相場になってしまいますから、そうすると株価が大幅に下がりますよね。
その時、株していないわけですからね。
これも嫌だということでどういうふうにするかっていうと、やらない可能性の方が多いんじゃなかなとは思うんです。
ただ1540でも日立でもいいから集めて、金目のものは全部集めるんだっいう考え方もないわけじゃないでしょう。

それで彼らが一番狙っているのはインフレなんですよ。
インフレさえ起きれば、例えば10パーセント、10倍のインフレが起きれば、1300兆円の借金は130兆円の大きさになるのと同じじゃないですか。
これさえ起きれば政府はそんなにお金が必要じゃなんですよね。
だからこれが起きるような仕組みを作るでしょうね。
預金封鎖が起きたと同時に、おそらくこういう方向になっていきますから、
そういう意味ではあんまりそこでお金を取るというよりは、インフレでお金を取るという感じになるのかもしれないです。

その場合は1540でも地金でも全く同じになるわけです。
一般的には、地金にあなたがこういうことにとっても敏感に考えるのであれば、地金にしておくというのが一番いい方法です。
でね、多くの金持ちは地金一本にしています。
政府のいろいろな仕組みとか、やっぱり信用してなんですよね。
自分の手元でお金を置いておくっていうのをやっているということです。

日経平均が三万円より下になったらその可能性があるということで、これはもし買えるんだったらその時でも何ら問題がないと思ってください。
いろんな議論が出てきていはずですからね、その時に他にもご質問があるようでしたらお寄せになってください。

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