質問日:2026/10/27
【林先生の回答】
こんにちは。林則行です。
まずこの資産税の問題でございますけれども、
これは2つに分けて考える必要があります。
つまり資産税をいつやるかということで、
株価が下落時にやるのか、
それから上昇時にやるのかということです。
今政府が1300兆円を返せないのはもう誰の目にも明らかなので、
仮に株価が下がっていく段階で、
政府はできるだけこのデフォルトを避けたいという理由から、
まず資産税を導入するっていう可能性があるわけですよね。
つまりデフォルトの前にやるっていう考え方です。
そうするとその時点では不動産価格はうんと下がっていますから、
不動産を買っておくというのはやらない方がいいということになってしまいます。
あなたが書いているように、
この時点では空室率も高いはずです。
その後でまた株価はデフォルトをしますから、
うんと下がっていきますよね。
デフォルトをすれば当然インフレが起きます。
インフレが起きてきた時に、
金価格は大幅に上昇をします。
大幅に上昇した中で、
一般的に物価も大きく上がってしまうんですよね。
どういう形か分からないですが、
例えば金価格が10倍ぐらいになると。
この時点でインフレが5倍ぐらいになるとしましょう。
ということは実質的な金価格は50倍になるという意味ですよ。
今10倍というのは、
金の本質的な価格が今10倍になったという言い方をしました。
ただ今言ってる数字はそうなるという意味ではなんですけれども、
現実的に仮に5倍のインフレが起きたとしましょう。
これを抑えるためにまた資産税を導入するという可能性はあります。
その時はどういう風になるかというと、
全ての物価が上がっていますから、
この時点ではあなたが言ってる不動産の方法というのは非常に良いものになるだろうと思います。
この時点でここが難しいところなんですが、
この時点でもう先に金は天井を打ってる可能性はあるんですよね。
金を持っているんでしたら、
そちらの方がおそらくいいでしょう。
まだそこから金は上がりますからね。
ただもう金を売ってしまった段階で、
何か現金にしているとか株にしているとかになっている可能性があります。
その場合は、
あなたが言っている不動産というのは非常に魅力的なものになるだろうというふうに思います。
ですからこのいつそれが起きるんだと、
両方で起きる可能性当然ありますよ。
いつその資産税が導入されるんだと、
これに本当にかかってくるんじゃないかな。
それによって不動産を持つべきかどうなのかっていう考え方になるというふうに思ってください。
ただ不動産はあなたがご存知のように、
少しややこしい資産ですよね。
例えば今日買って明日売りみたいなことはできないです。
どこを買うかによって全然そのリターンが変わってきますよね。
そういう中である程度目利きがないとできませんから、
簡単ではないというふうには思ってください。
他にもご質問がございましたらお寄せになってください。
