質問日:Thu Aug 27
【林先生の回答】
こんにちは。林則行です
NISAの枠は売却後にどうなるか、ここは本当にわかりづらいですよね。
疑問に感じている方がたくさんいらっしゃいます。
まず年間240万円の枠は、売却額には一切左右されません。
ある年の分を売却してもしなくても、「増える」こともなければ「減る」こともないです。
例えば今年240万円分買い切って、そのうち60万円分を今年中に売ったとします。
来年お使になれる年間枠は、変わらず240万円です。
60万円分売ったからといって、300万円に増えたりしません。
では売らなかった180万円の分だけ、来年の枠が減って60万円だけになってしまうかというと、それもありません。
変わらず240万円です。
このように「年間240万円」は増えることも減ることもありません。
では60万円売ったことにまったく意味はないのか?と言うと、ちゃんと意味はあります。
それは「年間枠」ではなく「生涯の上限(1200万円)」の方に効いてきます。
上限1200万円ということは、もし毎年240万円分投資し続けると、5年でピッタリ上限に届きます。
上限1200万円のうち今年240万円使ったら、残りは960万円ですよね。
もし60万円分を売却すると、その分だけ残りが増えて、来年の時点で「残り1020万円」になります。
これでピッタリ5年で埋まらずに、少し猶予ができました。
合計額が1200万円に満たない限りは、売却してもしなくても関係なく、年間投資枠240万円は毎年1月1日になれば勝手に使えるようになります。
つまり売却は「来年使える金額」を左右しませんが、「1200万円を使い切るまでの期間」を伸ばす効果がある、ということです。
伝わりましたでしょうか。
ということで、他にもご質問がありましたらお寄せになってください。
