確認したい事は、講座32「資産配分と銘柄数」の資料の中で、 空売り: 資産の30% (証拠金) とあります。その説明で林先生も、「証拠金ベースですよ」と話されています。 しかし空売りを資産の30%にすると、その証拠金は 資産の30% × 33%なのではないでしょうか? 講座を復習していると、空売り初心者のためどうしてもここをしっかり確認したいです。 どうぞよろしくお願い致します。

質問日:Sat May 16


【林先生の回答】

こんにちは。林則行です。
できるだけこの空売りについては安全をとってやっていくというのがいいというふうに思います。
例えばあなたの資産が100万円だとしたら、30%は30万円じゃないですか。
そうすると空売りは「30万円にしましょう」というのが僕の考え方ですね。
これを証拠金として用います。

これは他には使わないで、そのまま現金にしておくんですけれど、
例えばそこで3000円の株を100株売るとすると、30万円になりますから、このあたりが1つの限界だとこういうふうに思ってください。
そうすると1銘柄、今の場合は1銘柄しか売れませんけれども、
仮に500円の銘柄でしたら600株まで売ることができますから、6種類の銘柄を売るということは可能です。

あまり銘柄数が多いのはよくないです。5銘柄ぐらいまでにしておくべきなんですが、
今僕が申し上げているのはそのぐらいが1番いいんじゃないかなというふうに思います。

これもう1つ問題なのは、問題というかやったほうがいいのは、
例えばAもBもCも同じ銘柄を同じ日に売ると、結局似たようなタイミングで利益が出たり損が出たりすることになりますから、
ある程度タイミングをずらしてやっていくということです。
そんなところがポイントじゃないですかね。

ということで資産の3割ぐらいを現金として置いておき、その現金に見合うだけの金額で売りを建てるというのが、
1番安心のできる空売りだろうと思ってください。
それでいろいろ大事なことはあるんですが、1番大事なのはこの建玉法なんですよ。

どういうことかというと、空売りというのはマネーゲームに近いんですよね。
例えばあなたと僕がじゃんけんをしたら、次回どっちが勝つかというのはこれ分からないですよ。
やってみなきゃだけど、10回もやればまあだいたいあなたが5回、僕が5回なんですよね。
10回あなたが勝ち、もしくは僕が勝ちということはないわけですよ。
これを大数の法則と言いますけれど、この対数の法則が結構利用できるんですね。

それで損切りをしっかり8%で仮にやっていくことになれば、そんなに大きい損が出るわけじゃないんですよ。
儲かったときに8%以上儲かることができれば、
仮に損を出している回数と儲かっている回数が半々だとした場合、やればやるほど利益が増えていくでしょう。
ここが1番大事なところなんです。

これあまりにたくさんの金額でやってしまうと、損が出たときに大きな痛手が生じてしまいますし、
そうすると次回賭け金が減っていくじゃないですか。
これで多くの人が市場から退場していくわけなんですよね。
だから賭け金を大きくしすぎないでやっていくということが1番大事です。
ということでお分かりいただけましたでしょうか。
他にもまたご質問があるようでございましたら、こちらまでお寄せになってください。

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