林先生に質問ですが、先日、東証に勤務されている知り合いの方が言ってましたが、 国民と企業はお金はあるが、 国に無いと言っていた言葉が印象的でした。 なぜ、国に金がないのに、世界にお金を支援しなければならないのでしょうか? 国家を家庭と考えたとしたら、 まずは家庭が最優先されなければおかしいと思うのですが、、、 日本国は金があると思われているのか、 日本の肩に乗ってくる他の国が今まで多かったように思います。 日本の国民(一部分)はお金はあると思いますが、 やはり貧困にはなってきているかなと感じます。

質問日:2026/09/30


【林先生の回答】

こんにちは。林則行です。

あなたが言っている通りですね、
企業には結構お金が貯まっています。

それで企業には貯まっているのに、
日本のお給料は全然高くないんですよ。
高くないので、個人は結構厳しいやりくりをしている人たちが多いです。

それから国にもお金がないんですよね。
1300兆円の借金があります。

この借金はGDP比で見てG7中最大なんですよね。

ですから、
非常に多くの国が日本に集ってくるわけですよ。

米国にも結構たかられています。
未だにたかられ続けてるんですよね。

だから、
戦争で負けたので、
未だに米国には頭が上がらないし、
中国にも頭が上がらないということなんでしょうね。

それが嫌で、
日本の一部の政治家はもう一度日本の力を強める。

強めるというのは、
簡単に言うと戦争して勝つということです。

そういうことを検討しているだろうと、
こんな風に思います。

日本人は
これからまだまだ貧しくなっていくはずです。

その最大の理由は、
結局労働市場にあるわけです。

労働市場は、
同じ能力を持っているんだったら、
その仕事を海外で安くやりたいということですよね。

インドネシアで発注すると5分の1の給料で同じ仕事ができるんだったら、
じゃあインドネシアでやらせようとこういうことになります。

もちろん日本語が必要な仕事はできないですけれど、
例えばコンピューターのプログラミングみたいなものはできますからね。

そういうものの賃金が仮に安くなっていくと、
相対的に日本での別の仕事、
日本人しかできない仕事の賃金も下がってきちゃうわけですよね。

ということで、
日本と新興国の給与格差がなくなるまで日本人の給料は下がっていくと、
こういう風に考えた方がいいです。

これは遅かれ早かれ、
米国やその他の先進国にも言えるようになるでしょう。

ということで、
非常に厳しい時期がここからやってくると、
そういう風に思った方がいいです。

これに対して資産運用は、
一定の資産を持った人がその資産を増やすというマネーゲームですよね。

こちらの方が非常に有利です。

今はお金をお金で増やす人の方が、
豊かになっているんじゃないかな。

自分の技術で稼ぐよりも、
お金がお金を増やすということでやっている人の方が豊かな人が多いようですよね。

それがいい社会なのかどうなのかというのは分からないですけれど、
そういう現実があるという風に僕は思います。

他にもご質問がございましたら、ぼく宛に送ってください。

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