質問日:Mon Jun 08
【林先生の回答】
こんにちは。林則行です。
あなたが随分株式で資産を増やしてきた。これ素晴らしいことですよ。
ただ、どんな相場にも天井っていうのは必ず来ますから、それが近づいてきたというふうに思ったほうがいいです。
今の相場付は、1999年の11月から2000年の1月、2月、3月、こういうところに似ています。
1999年、2000年ってあなた生まれてました?僕なんかもういい年だったんですけどね。
どんな時だったかっていうと、東京の地下鉄の駅の出入り口に、山梨県もそうですけどね、机と椅子だけで携帯を販売している会社がニョキニョキ出てきました。
机と椅子っていうことは天井がないんですよ。だから雨の日は営業できないんですよね。
それで携帯無料と紙に書いて、それだけで営業していました。
中にはホワイトボードなどもあった店もあります。
携帯無料ですから、このITの勢い(この時期は携帯電話)があった時期です。
今がちょうどそれにあたります。
今は無料キャンペーンがあるわけではないですが、その代わりにAIブームになってるじゃないですか。
1日テレビを見て、何回AIという単語を聞きますでしょうか。
僕なんか経済ニュースを聞くということもありますが、10回や20回は聞きますよね。そのくらいAIブームになってしまいました。
当時と今と似てるのは、NASDAQの指数とそれから一般的なダウ指数の乖離がすごく大きくなってきたんですよ。
これがあまりに大きくなってくると、一極集中がしすぎるということで株価が下げます。
それが出てきたのが今回の5日からの下げだとそのように思ってください。
必ずしもここですぐに崩れるということはないかもしれませんが、せっかくですからあなたのお持ちの資産は少しずつ売却をして金にしていくのがいいでしょう。
金は少しずつ投資をして、今年いっぱいぐらいにポートフォリオのほぼ全てにしていくのがいいでしょう。
売る方は、いわゆるリスクをゼロにする行為でしょう。
売った途端に値段は下がる確率はゼロになりますからね。
これに対して買う方は、当然日々の価格に連動するものになりますから、リスクが増えるものです。
ということは、売る方はさっとやり、買う方はゆっくりやるというのが、いわゆる投資の定石になります。
こんなところでご理解いただけましたでしょうか。
他にもご質問があるようでしたら、お寄せになってください。
