質問日:Thu Apr 16
【林先生の回答】
こんにちは。林則行です。
オリックスが倒産するっていうことは、あんまりないとは思うんですけれど、ただ問題は米国債が良くないです。
そうすると米国債が良くないということは、同じ金利ものなので、米国債の金利が上がっていくと、当然同じ債権は上がっていきます。
上がっていくってことは利回りが上がるってことは、価格が下がるということですから、こんなものは持っていないほうがいいですよね。
だけれどあなたのご友人になかなかそういうふうに言うのは言いにくいでしょう。
金のほうが良く上がるよっていう言い方をしておいたらどうでしょう。
それからデフォルトになったらお金が引き出せないかといえば、おそらく引き出せないですけれども、どのぐらい現金を持っておくかということですよね。
それはあなたが当面どうですかね、生活するのに1ヶ月ぐらいのお金を持っていれば大丈夫でしょう。
そんなに長いことを閉じてるっていうことはあり得ないですよ。
だってあなただけじゃなくて全員がデフォルトの被害に遭うわけだから、
そうしたときに1ヶ月以上お金が引き出せませんよなんてことになったら、もう日本経済終わりじゃないですか。
だから何らかの形でお金は引き出せるようになります。
ただ問題はお金の価値がどんどん減っちゃうというところですよね。
デフォルトになった場合ですけれども、同時に全ての金融機関が開くかどうかはわからないですが、比較的安全なのはネット銀行です。
ネット銀行はデフォルトにはならないです。
でも例えば他のデフォルトになった銀行があるときに、やっぱりこれはお休みにはなりますからね。
一斉にデフォルトになった銀行もあるときは店を開け、デフォルトにならなかったネット銀行も一斉に開けると。
お店を開ける時期は同じだと思います。
でもなったところとならなかったところでは大きな差が生じますよ。
なったところは預金を取り上げられていますが、ならなかったところは預金を取り上げられないということですね。
あと証券会社も潰れる可能性ありますが、ネット証券はおそらく大丈夫でしょう。
そういう心配はないです。
ただネット証券のネット銀行の問題点を一つお話をしておきましょう。
これは今言ったようなデフォルトではなくて、資産税が課されるときです。
最初に政府は資産税を課してきます。
どうしても国債を何とか維持したいということで、資産を取り上げるんですよ。
例えば今10%程度ある消費税、これを12%、15%、20%にしていく可能性ありますけれど、そうしたこととともに資産税を上げてきます。
上げてくるというか資産税を導入しますよね。
1946年は銀行だけにやりましたが、証券にやられる可能性もあります。
SBI証券に限らず証券でやられた場合は、この純金上場信託の一部が国によって取り上げられてしまう可能性がないわけではないです。
そうした場合に田中貴金属に比べるとどっちが安全かというと、田中貴金属のようなところは本当に弱小の金融機関ですから、ここまでやることはないでしょうね。
だからこちらのほうがやや安全だということになります。
じゃあ100%安全かというと、これも100%ではないですよ。
やっぱりやられるときはやられますから。
そうすると何が安全かというと、自分で持っていればこれは政府の手を離れていますから、100%安全になります。
こんなふうにお考えになってください。
ということでまたご質問があるようでしたら、お寄せになってください。
