質問日:2026/08/15
【林先生の回答】
こんにちは。林則行です。
インフレによって大きな株価の暴落が起きるということを、僕は言った話はしないです。
あなたが言っているように、インフレが起きると全てのものが上がりますから、そういう意味では全てが上がるということは株価も上がるということなのですが、
ただ一つ問題がこのロジックの場合にあって、インフレになると一般的には人々の生活が苦しくなる場合が多いです。
同じだけ給料が上がればいいのですが、そうでない場合がありますから、食費の方が上がったりすると生活が苦しくなる。
今が特にそういう時期ですが、そうなると消費行動が減って株価が下がるということはあります。
過去にそうした例はたくさんあります。
現実的にリーマンショックのスタートや、それからIT暴落のスタートにおいても、消費需要の減少が株価の下落に結びついたということはあります。
ただこれはインフレそのものではないですね。
インフレとは関係がありますが、インフレそのものではなく、そうした消費者の需要が減る。
もうちょっと言うと、小売売上高が減ってくる時に下落相場が始まるということはよくあります。
今回の大きく下がる問題というのは、簡単に言うと景気サイクルが終わりに近づいてくるということですよね。
どんな景気でもサイクルがありますから、そのサイクルの中でサイクルが終わりに来ると、設備投資もピークを打ちますし、今言ったような商品の問題も出てはきます。
そういうことで、現在ブルーアールなどの問題にあるように、大手の商業銀行、ここが大きな負債を抱えています。
これは返せない負債ですね。
そういう問題が噴出してくるというふうに考えます。
それで大きな暴落につながるだろうというふうに思っています。
過去IT暴落は50パーセント下がり、リーマンショックは60パーセント下がりましたが、その前にはそういう兆候というのは何もなかったんですよね。
急にある時にやってきたと、こういう感じです。
ということで、気を引き締めてやっていかなければいけないと、こんなふうに思ってください。
他にもご質問があるようでしたら、お寄せになってください。
