質問日:Sun Jul 26
【林先生の回答】
こんにちは。林則行です。
今は米国が中心の社会からそうじゃない社会への変革期にあるというふうに考えてください。
米国株は今非常に高く、米国の最大の繁栄期なんですけれど、それが終わりつつあるということなんですよね。
一方で米国はたくさんの国債を日本にも中国にも買ってもらっています。
それで支えられているだけなんですが、それが問屋がそうは下ろさないっていう感じになっちゃってきてるわけですよね。
中国は当然アメリカの国債を売っていきます。
その中でアメリカの金利は上がっていきます。
今後ドル安になることがあるかと言いますけれども、これはおそらくドル安になっていくでしょう。
なぜかというと、世界の主な資産というのはドルで形成をされています。
多くの人がドルを持っているということですよね。
日本人は日本円を持っている人がほとんどですけれども、例えばハンガリーの人はおそらくドルをたくさん持っているんですよ。
自国通貨があまりに弱いですからね。
アフガニスタンに住んでいる山賊なんかは、これはもうドルで資産を形成しています。
自国通貨がもともとないですからね。そんな感じになっています。
ということでドルを持っている人はドルを一斉に売ってきますから、そうなるとこれは一番ドルが弱い通貨になってしまう。
つまり一番強い通貨が一番弱い通貨に化けてしまうというのがここからの最大の問題です。
少しずつ中国やG20が力をつけていって、世界の覇権がそうしたいわゆる貧乏国に移っていく。
これが世界の流れだというふうにお考えになってください。
それから空売りをやって対応していくということは当然できます。
ただ空売りは少し技術が必要ですから、やるにあたってはしっかり勉強をしないとダメなんですよ。
まあでもそれをやらなくても金を持つだけでも十分な対策になります。
これ相当上がります。
あなたが経験されたような戦中戦後の食べ物に困った経験、これが同じようなことがおそらく起きるでしょう。
でも金を持つようになればその価格が大きく上がりますから、それがあなたの身を助けるというふうに思ってください。
「お父様、おじい様が国債を持ってやられた。」
そうなんですよ、これだってまあ価値が400分の1になったんですからね。
400万円の仮に国債を買ったら1万円になって戻ってきたということですよ。
同じようなことが起きる可能性はあります。
ただ今年の間や来年の間にそうしたことが起きるということはないです。
だから少しずつ準備をしていくことができます。
簡単に言って今の日本株や米国株が価格が半分になるまでは大きな問題は起きないです。
そのぐらいの価格であれば米国の経済も日本の経済も大きいですからまだ耐えられます。
そこを超えてからが問題だというふうに思ってください。
投資の方法としては地金が一番いいです。
これがあの一番価格のスプレッドが低いんですよね。スプレッドというとは買いと売りの差ですね。
これが一番低いです。ですからこれが一番いい投資先だと思ってください。
あと安全に買えるのはどこなんだっていうことでございますが、
どちらにお住まいでございましょう。これ東京でしたら田中貴金属というのが一番の老舗です。
ただちょっとこれは高いんですよね。
これに対してあの日本マテリアルが割と安いです。
この2社はいわゆる世界標準の刻印をした金を売っています。
これに対してもうちょっと安くて刻印がないけれども普通のちゃんとした金を売っているという意味ではゴールドミセスというのがあります。
これは東京です。
東京にいない場合は、地方ですと田中貴金属の特約店というのがありまして、そこで買うこともできます。
それから郵便で買うということも当然できます。これもあの保険が入っていますから心配はないです。
ということであの他にもまたご質問があるようでございましたらお寄せになってください。
