①地金の税金対策 現在、50gの地金をいくつか保有(日本マテリアルで購入)。 5年後以降(71歳から)現在の生活レベルを維持のため、年金の足しに少しずつ現金化の予定。 そこで50gの現金化は100万円を超えるため、銀行振込になり現金による店頭渡しができません。 先日お店の方から20gにする精錬加工の話を聞きました。 私の場合はすべてを20gにすると約38万円の加工費がかかります。 また加工費もまもなく値上がりするかもしれないとのこと。 早々に加工した方がよいでしょうか? また、税金対策についても具体的にご教示頂けないでしょうか。 ②S&P500投資信託の利確のタイミング 現在、旧ニーサから新ニーサのS&P500投資信託が約一千万円保有。 66歳という年齢からも、暴落する前の今のうちに利確したほうがいいでしょうか? 今年に入り一部利確。 ただ心配なことがあります。 この3月末日で現役引退し、年間100万くらいのパート的な仕事に変更。 今年の税金が非常に高い状態です。 来年は収入が減るので税金も減ると思いますが、 個人年金も今年は一括払いにしているため、所得が増えると税金が心配です。 どのタイミングで利確したらよいでしょうか? 分散で利確する場合も含めてご教示お願いいたします。 ③金の購入について 地金と1540、投資信託(SBIサクッと純金)のうちどれを購入しようか迷っています。 ご教示よろしくお願いいたします。

質問日:Wed Aug 26


【林先生の回答】

こんにちは、林則行です。

今回のご質問でございますけれども、こんなふうに考えてください。

金をいつ売るんだ、っていうことが一番大事なんですね。
僕はおそらく、三回から多くて五回ぐらいに分けたらいいと思ってます。

どういうことかというと、1980年の1月が一番いい例だと思うんですよね。
金価格は850ドルをつけましたが、その一年前に四倍になったんですよ。
1年間で四倍ですよ。
これ、すごい上昇だったんです。
で、その後、1年か1年半ぐらいの後に300ドルまで下げました。

この話で分かるように、850ドルが300ドルになるんだったら、やっぱり850ドルで売りたいよね、と思いませんか。
ここが大事なところなんですよね。

しかもこの300ドルをつけた後、850ドルまでに戻るのに28年かかっています。
ということで、この高くなる時、次の高くなる時は、全てそのあたりで売るんだ、っていうのが僕の考え方なんですね。

だから、一番いいのは、その高い価格がいつだったかっていうことが前もって分かっていたら、その日に全部売ることじゃないですか。

だけど、そういうことはできないですから、例えばその前後に5回ぐらい、少なくて3回ぐらいに分けて売る、っていうふうに僕は考えています。

でも、そこでもう全て売っちゃうんですよ。
そういう考え方の下で、あんまり小口に分ける、っていうことには意味がないだろうと僕は思っています。

ですから、分けるんでしたら、あなたが全部持ってるうち、それを3等分か5等分で十分じゃないかっていうふうに考えます。

あと、このS&P500についても同じようなことを思っています。
つまり、今年が高いでしょう、来年に比べて。

来年だと、例えば今から三割は下がってしまう可能性がありますよね。
そうした時に、今年中に売るしかないんだろう、と思うんですよね。

税金が高くなるかもしれないですが、これはじゃあ来年売って3割低くした方がいいのかと。
収入は利益が減りますから、そうするとそういうことにはならないですよね。

それから、この地金の購入がいいのか、1540などがいいのかということですが、まず地金は所得税の対象になります。

ですから、税率が高いです。
1540は金融課税ですから、20パーセントです。
そこだけ取ると、1540の方がいいわけです。

ただ、資産税の対象になる可能性がありますから、そうするとこれ、持ってかれちゃいますよね。
そうすると嫌ですよ。

ところが、地金の場合は資産税の可能性はまずないですから、
こちらを持っておく、っていうのはそういう意味では意味があります。

どちらがいいかっていうのは自分で決めることなんですよね。
いわゆる金融ものに関して言えば、ETFなどに関して言えば、1540が一番このシェアが高いです。

その理由は、これだけが1キロになると金に変えてくれるというサービスがあるからです。
これは世界中でこの銘柄だけなんですよね。

ということで、あとはご自分でお考えになってみてください。
他にもご質問がございましたら、お寄せになってください。

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