質問日:2026/11/02
【林先生の回答】
こんにちは、林則行です。
まず、リスケのご説明をいたしましょう。
リスケというのは、リスケジュールのことなんですよね。
リスケジュールというのは、「リ」というのは再びという意味ですから、再び変えてしまうということです。
これはやる可能性が非常に強いです。
どういうことかというと、デフォルトというのはもう一切お金を払いませんよ。
例えば今ここに10万円の国債があるとするじゃないですか。
もうこれ全然払いませんし、10万円もお返ししませんよ。
もう日本政府は取り上げたままにしますよ、というのがデフォルトなんです。
これは非常に不思議な不人気な政策だというのは分かりますよね。
だって人のお金取り上げちゃうわけですからね。
現実的にはこれをしないでリスケをするというのが一般的だろうと思います。
例えばお金は返します。
でも10年後じゃないんです。
これ35年後に変えてください。
30年後に返します。
その代わり利子は、例えば若干上げる場合もありますし、利子も減らしてくださいという場合もあります。
そうやって返しますということになるわけです。
そうすると何が起きるかというと、それが発表された日に国債の価格は、
例えば今100円ぐらいついていたとしても30円ぐらいに下がるんですよね。
これは当然計算すれば分かってくるわけですけれども、そういうリスケ、簡単に言うと小さなデフォルトですよね。
実質的なデフォルトです。
これが起きるとみんな売りますし、30年間100円に戻らないわけですから、
1年あたり例えば3円ずつ上がっていくとすると30年で100円になるとか、例えばそういうことになるわけです。
おそらくこちらを選択するんだろうなと思います。
その時に例えば10年を20年にするとか、10年を30年にするとかだったらいいですが、
10年を50年にするとかになると、もう本当にデフォルトだというのと同じ認識になってしまいます。
価格を3分の1にはするでしょうね。
そんな感じになるだろうと思ってください。
80パーセントのインフレというのは、あなたが言っているように物価は1.8倍です。
この時に短期金利は80パーセントになると、こういう風にお考えになってください。
他にもご質問がございましたら、お寄せになってください。
