質問日:Wed Aug 26
【林先生の回答】
こんにちは、林則行です。
今回のご質問でございますけれども、こんなふうに考えてください。
金をいつ売るんだ、っていうことが一番大事なんですね。
僕はおそらく、三回から多くて五回ぐらいに分けたらいいと思ってます。
どういうことかというと、1980年の1月が一番いい例だと思うんですよね。
金価格は850ドルをつけましたが、その一年前に四倍になったんですよ。
1年間で四倍ですよ。
これ、すごい上昇だったんです。
で、その後、1年か1年半ぐらいの後に300ドルまで下げました。
この話で分かるように、850ドルが300ドルになるんだったら、やっぱり850ドルで売りたいよね、と思いませんか。
ここが大事なところなんですよね。
しかもこの300ドルをつけた後、850ドルまでに戻るのに28年かかっています。
ということで、この高くなる時、次の高くなる時は、全てそのあたりで売るんだ、っていうのが僕の考え方なんですね。
だから、一番いいのは、その高い価格がいつだったかっていうことが前もって分かっていたら、その日に全部売ることじゃないですか。
だけど、そういうことはできないですから、例えばその前後に5回ぐらい、少なくて3回ぐらいに分けて売る、っていうふうに僕は考えています。
でも、そこでもう全て売っちゃうんですよ。
そういう考え方の下で、あんまり小口に分ける、っていうことには意味がないだろうと僕は思っています。
ですから、分けるんでしたら、あなたが全部持ってるうち、それを3等分か5等分で十分じゃないかっていうふうに考えます。
あと、このS&P500についても同じようなことを思っています。
つまり、今年が高いでしょう、来年に比べて。
来年だと、例えば今から三割は下がってしまう可能性がありますよね。
そうした時に、今年中に売るしかないんだろう、と思うんですよね。
税金が高くなるかもしれないですが、これはじゃあ来年売って3割低くした方がいいのかと。
収入は利益が減りますから、そうするとそういうことにはならないですよね。
それから、この地金の購入がいいのか、1540などがいいのかということですが、まず地金は所得税の対象になります。
ですから、税率が高いです。
1540は金融課税ですから、20パーセントです。
そこだけ取ると、1540の方がいいわけです。
ただ、資産税の対象になる可能性がありますから、そうするとこれ、持ってかれちゃいますよね。
そうすると嫌ですよ。
ところが、地金の場合は資産税の可能性はまずないですから、
こちらを持っておく、っていうのはそういう意味では意味があります。
どちらがいいかっていうのは自分で決めることなんですよね。
いわゆる金融ものに関して言えば、ETFなどに関して言えば、1540が一番このシェアが高いです。
その理由は、これだけが1キロになると金に変えてくれるというサービスがあるからです。
これは世界中でこの銘柄だけなんですよね。
ということで、あとはご自分でお考えになってみてください。
他にもご質問がございましたら、お寄せになってください。
