5月1日の「今日の気づき」と、会員からの金や株の売り時に関するご質問へのご回答を拝見し、大変驚きました。 まず、日本国債と米国債が実際にデフォルトするだろうと明言されていた点です。これまでは「可能性としてのお話」だと理解していたのですが、 今回の内容から「現実に起こり得る事象として想定されている」ということを知り、非常に衝撃を受けました。 今回の先生のお話について、私は自分なりに理解したつもりでおりますが、認識が正しいか確認させていただきたく、以下6点についてご教示いただければ幸いです。 質問1 下落リスクを避けるため、現在保有している株は早めに売却しておく、という理解でよろしいでしょうか。 質問2 金は一時的に株とともに下がる可能性もあるものの、その後は大きく上昇する可能性が高いとのことでしたので、 これまでのアドバイス通り、基本に沿って少しずつ買い増していく方針で問題ないでしょうか。 質問3 株を売却した後、準備している空売りについては、これまで教わったルールを守りつつ、タイミングを見て実行していくという理解でよろしいでしょうか。 質問4 日本と米国の国債がデフォルトした場合、すべての金融商品が暴落するものの、1ヶ月もしないうちに反転上昇するとのことでした。 そのタイミングを見て、株を買い始めても良いという理解でよろしいでしょうか。もちろん、株の購入もこれまでのルールに従って行うつもりです。 質問5 株はインフレ率程度の上昇にとどまる一方、金はそれ以上に上昇するとのことでした。 したがって、金が大きく上がり「さすがに上がりすぎだ」と多くの人が感じ始めた頃に、3回程度に分けて売却していく、という方針でよろしいでしょうか。 質問6 金を売却した後は、本格的に株の上昇局面が始まるとのことでしたので、その際もこれまで教わったルールに従って株を買っていく、という理解でよろしいでしょうか。 最後に感想です。 国債デフォルト後、すべての金融商品が暴落したとしても、1ヶ月もしないうちに反転上昇するという点については、「本当にそこまで早く反転するのだろうか」という疑問もありつつ、「確かにその可能性もあるのかもしれない」という印象も持っています。 以上、私の理解が正しいかどうか、改めてご確認いただければ幸いです。 どうぞよろしくお願いいたします。

質問日:Fri May 01


【林先生の回答】

こんにちは。林則行です。


まず、保有している株がある場合ですけれども、これは売るのはとてもいいことです。どういうことかというと、持っているものを売るということはリスクがゼロになることですよね。
これに対して金を買うというのは、現金を金にするわけですからリスクが増えるわけですね。
要するに、変動商品を持っているか、変動しない現金を持っているかの違いですよね。

そうすると、変動するものはさっさと売っちゃってもいいわけですよね。上がる下がるっていうことがなくなります。
これに対して金のように変動するものは、回数をかけて買うほうがリスクが少ない。こういう意味で早めに売るのがいいかということであれば、早めに売るといいというふうに思います。


それから金は今申し上げているように、今年中に少しずつ買ってフルポジションにしていくのがいいだろうというふうに思います。


それから空売りについてですが、今S&P500が新高値となりました。
これ新高値になりましたから、今まで50日移動平均線を4回ぐらい抜いたんですけど、
そのカウントは全部ゼロになりましたから、もう1回2回抜くまでおとなしくしていて、それ以降が空売りのタイミングということになります。

④~⑥
すぐに僕は株を買うのはあんまり利口じゃないなというふうに思っています。これはそれぞれの質問毎にも関連します。
株価が上がる大きな理由はインフレが始まるからですよ。インフレが始まるというのは、当然貨幣の価値が低くなっちゃうわけですよね。

そうすると、例えば貨幣の価値が仮に半分になってしまえば、世の中のものは100円で買えるものは前の50円の価値でしかないものになってしまうわけじゃないですか。
簡単に言うと2倍のインフレがすぐに起きてしまいます。そうしたもと全ての価格が上がるわけだから、株価も当然2倍になるわけですよね。

これは2倍になるけれど、それは上がったということではなくて、貨幣価値が変化することによって表示が変わったというだけじゃないですか。
だからこれはここで買うということではないです。ここでは既に持っている金をそのまま持つのがいいでしょう。
金はインフレ以上に上がりますから、まずこれをずっと持っていると、その後おそらく1年ぐらいは金の方がパフォーマンスがいいんじゃないでしょうか。

これはどのぐらいの期間になるかはその時にならないとわからないですが、明日から金の方がパフォーマンスが下がるということはないです。
ある期間の金の方がパフォーマンスがいいでしょう。それで非常に上がるから、これはちょっと上がりすぎだなってみんなが思い始めた時に売却していく。
3回ぐらい分けてやっていくということになるんじゃないかなと、こんなふうに思います。

その後は株はインフレの中でまだずっと上がってきますから、ある部分は普通にインフレとしてだけの値上がりですけれど、それからプラスアルファがあるでしょうから、
そのプラスアルファは本当の値上がり分になります。そこで株を買っていくというようなシナリオになります。


この時どういう株を買っていくかということですけれども、物によってはうんと上がるのと、物によってはあんまり上がらない株が出てきますが、
おそらく日本株よりも海外株のほうがパフォーマンスがいいんじゃないかなというふうに思います。

なぜかというと、日本株はその時点でデフォルトした国の株ですよね。そうするとあんまりパッとしないじゃないですか。米国ももちろんそうですけどね。
これに対してデフォルトしないような国の株は上昇率が高いでしょう。
例えばインドだとか中国だとかはデフォルトしないだろうと思いますから、インドネシアとかもそうです。タイもそうかもしれないですね。そういうところから選んでいくことになるでしょう。

ただ私たちは外国の株の個別は分からないので、例えばインドETFみたいなね、そういうものを買っていくのが一番いいんじゃないかなと、そういうふうに思います。
これはやっぱりその時期が来ないと、どの国がいいのかというのは今からは言えないです。その時また僕からご指導申し上げる、そういうふうに思っております。

ということでご理解いただけましたでしょうか。他にもご質問があるようでございましたら、お寄せになってください。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

上部へスクロール