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CFD取引におけるスワップについて、IG証券に問い合わせた内容とその回答を共有しつつ、疑問点を整理しました。【質問の背景】IG証券の説明によると、スワップやファンディングコストは、期限なし銘柄やFXのポジションを日を持ち越した際に発生する調整額であり、プラスが受け取り、マイナスが支払いになるとされています。1日あたり・1ロットあたりのポイント数で表示されます。ところが、お気に入り銘柄リストを見ると、売りスワップがプラス、買いスワップがマイナスの銘柄もあれば、その逆の銘柄もあります。売り・買いどちらの場合でも、プラスなら投資家が受け取りとなるとの説明ですが、投資家に有利に見える点が腑に落ちません。【IG証券の回答概要】商品CFD(期限なし銘柄)は、期近と期先の価格をつなげて期限なく取引できるよう生成されており、日々期先価格に移行していく。この価格移行による損益は市場実態を反映しないため、日々「価格調整」を行い、公平となるよう調整金(ファンディングコスト)の受け払いが発生する。例:WTI原油で期近72ドル、期先70ドルの場合、参照先を切り替えると買いポジションは見かけ上2ドル損失となる。これを調整するため、2ドル分の補填が行われる。【質問の要点】CFD取引において、投資家がスワップを受け取るケースがあるのはなぜか。投資家に有利に思える仕組みが存在する理由を、どのように理解すべきか。