質問日:2026/03/01
【林先生の回答】
こんにちは。林則行です。
こんなふうに考えてください。
まず、金価格ですね。
これ、1540と全く同じですけれども、金価格は、僕はここから4倍になるというふうに申し上げました。
どんな経済関係を思い浮かべているかというと、こんな感じなんですよ。
まず、株価が下がっていくと、そのうち米国を中心に、世界のG7各国がデフォルトをします。
そうすると、債券が100だった価格が、ゼロにはならないとしても、30ぐらいになってしまうんですよね。
そうなってしまうと、世界の債券投資家は、大損をします。
これ、大損するだけじゃなくて、つまり通貨そのものの価値が失われたということになりますから、経済に大打撃になってしまいます。
そんなときに、株価がデフォルトした日から半額にはなるでしょう。
そんなことで、最低8割は下がると思っているんですね。
その間、当然、金は値段が上がります。
なぜかというと、世界の通貨が偽物だということが明白になるわけで、本物の通貨である金に資産が集中するということになります。
その後、株価が底を入れますが、底を入れた後、当然株価は上昇に転じます。
なぜ上昇に転じるかというと、インフレが始まるからです。
だって偽物の通貨を、例えばあなたが1000円札10枚持っていたとして、その10枚の価値がやっぱり少なくなっていくというのはわかるでしょう。
だって偽物なんだから。
そうすると、例えば床屋とか美容院に行くのに、1000円札10枚で済んだところが、いや、これ偽物の札になりましたから、20枚くださいみたいな話になるわけですよ。
つまり、インフレで価格が倍になったりしますよね。
そういうとき、何が起きるかというと、当然全てが2倍になりますから、例えば電車賃も2倍になるし、食料品も2倍になるので、金価格も当然2倍になります。
ただ、物によっては凄く上がるものと、ちょっとしか上がらないもの、例えば4倍になるものもあり、1.5倍にしかならないものもある中で、平均が2倍ということですから、その中で一番上がるのは金なんですよね。
ということで、金価格が大きく上昇するというふうに思っています。
ここの上昇はかなりでかいと思ってください。
今世紀最大の上昇が待っているというふうに思ったほうがいいです。
こうした上昇が起きたのが1979年なんですけれど、79年から80年の1月にかけて金価格が4倍になりました。
この後どういうことが起きたかというのを、やっぱり頭に入れておいたほうがいいです。
850ドルだった金価格は、300ドルまで同じ年の間に落ちました。
この850ドルという高値を抜くのに28年かかったんですよね。
同じようなことが起きるかもしれないです。
ただ、これはまだ明確に今の時点でどうなるかということはわからないですが、そういう大きな高値をつけるということだけは明らかです。
だからその高値を例えば1年後に抜くということはないですよ。
5年から10年は抜かないでしょうね。
だからここは売り時だというふうに思ってください。
こんなところでお分かりいただけましたでしょうか。
他にもご質問があるようでございましたら、お寄せになってください。
