先日の金ETF暴落とこれからの金価格について余りにも理解が進んでいない印象を受けたものです。 先日、金ETFが価格を大きく下げました。 自分の考えでは、金利が上昇し国債に買いが入り、ドルを調達するために金が売られドル高となった。 景気が後退傾向にあることは金利が上昇していることから明らか。 ここからさらに景気が後退すると国債の価格がさらに下がるが、今度は景気刺激のために金利を下げることになる。 そしてインフレが悪化するがやむおえない。 こうなると資金が金に向かうことになり高騰する。 つまり、不景気の深さによって、金利上昇から金利下落のフェーズに移行が起こると解釈していますが、この考え方でよろしいでしょうか。 ご意見頂けましたら幸いです。

質問日:2026/03/30


【林先生の回答】

こんにちは。林則行です。

景気と金利の関係ですけれども、一般的には景気が悪くなると金利が下がっていきます。
金利が下がるということは国際価格が上がるわけですね。
なぜかというと景気が悪くなると、景気が悪いですから、お金を借りたいという人が減りますよね。
お金を借りたいという人が減るということは、もうちょっと貸し出し金利を下げないと借り手がないから金利が下がっていくわけですよね。

別の言い方をすると、今度は株が下がってくると、
その下がったお金の行き先をどうしようというので債権を買っていくという話になります。
そうすると債権は買われますから、買われた債権というのは債権価格が上がりますから、
債権価格が上がるということは金利が下がるということです。
こういうのが一般的なんですよ。

ただ、今何が起きているかというと、どちらかというと金利が上がってしまっています。
これは非常に異常事態なんですよ。
この異常事態が起きている理由というのは、米国の国債の信用の根本が揺らぎ始めていると考えた方がいいです。

これが揺らいでいるということは、結局米国国債はダメだということになりますから、
もうちょっと言えば日本の国債もG7の国債もダメだということになりますから、
投資先としてはやはり金がいいという発想になっていく。
こんなふうに思ってください。

他にもまたご質問があるようでございましたら、お寄せになってください。

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