先生お世話になっています。 来年度分のニーサ枠を特定口座からニーサに変更する時に特定口座の利益のでているものを売却して買い直すか、含み損がでている特定口座を売却するかでなやんでいます。 因みに年初に特定口座の1540を売却しているので損益通算するかで悩んでいます。 是非アドバイスお願いします🙇

質問日:2026/10/22


【林先生の回答】

こんにちは。林則行です。

まずは同じ特定口座(源泉徴収あり)の中で同年内に売ったものは、確定申告せずとも、税金は自動で差し引きしてくれます。
特に手続きせずとも、自動で差し引きした結果、払いすぎた税金がもしあれば戻ってきますよ。

その上で特定口座の中のどちらを売るかは、損失の金額しだいでお考えになってみてください。

もし年初に売ったことで利益を得ていて、その金額よりも今回売る損の方が大きいなら、年初に引かれた税金がまるまる戻ってきます。
そして相殺しきれない損失は、もし確定申告すれば、来年以降に繰り越すことができます。
この場合は、損の出ているほうを売るメリットが大きいです。

反対に今回の損が小さく、年初の利益の方がずっと大きい場合は、戻ってくる税金はわずかです。
そうであれば、あえて利益が出ている方を今のうちに手放して、「いつか未来にかかる税金を、今のうちに小さく抑える」という考え方もできます。
金はこれから大きく上がりますから、大きく上がってから大きな税金を払うより、今の小幅な利益で小幅な税金を払うということです。

ということで、年初に出た利益と今の含み損の金額を比べてみてください。
そして年初には「利益が出た」と想定してお答えしていますが、もし年初の売却で損失が出た場合も、考え方はほとんど同じです。
どちらにしても、「損失が利益を上回るかどうか」でお考えになってみてください。

他にもご質問がございましたら、お寄せになってください。

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