質問日:2026/09/30
【林先生の回答】
こんにちは。林則行です。
あなたの2つのご質問でございますけれども、
こんなふうにお答えをしておきましょう。
金価格がここから上がる最大の理由は、
債券があまりにもたくさん出されているということなんですね。
1960年から見て、金価格は126倍になったんですよ。
この間、米国の国債が136倍出てるんですよね。
126倍というのは、ちなみに非常に高いです。
この間、ニューヨークダウは84倍ぐらいですね。
それから銀が8010倍ぐらい、
原油になると50倍台です。
ということで、
金はすごく上がったんですよね。
その理由は、
あまりにも米国が国債を出しすぎているからです。
なぜ米国というかというと、
世界のお金って米国ですよね。
簡単に言うと。
日本ももちろん大事ですが、
全体の中では小さいので、
そこは取り上げられてないということなんですけれど。
これは米国がお金を出せば出すほど、これ偽物のお金ですからね、
みんな分かってるわけですよ。
最後これどうせ返せないから破綻するんだろう、
破綻したら価値は今100ドルだったものがゼロになるわけですね。
そうすると、
大きなインフレが起きます。
大きなインフレが起きると、
私たちの持っているお金が取り上げられるわけです。
例えば10倍のインフレが起きれば、
政府が持っている借金は10分の1になりますよね。
価値としてね。
その時、
私たちが持っている預金の価値、
例えば100万円預金がある人は10万円の価値になるわけです。
みんなそれ嫌ですから、
それが嫌だということが分かってる人が金をこっそり買ってきたというのが今まで起きたことです。
それで、
1960年から126倍になったわけですよね。
金が下がっていくということになる場合は、
今米国がもしくは日本がやっている政策をガラッと変えて、
例えば日本だったら分かりやすいですが、
1300兆円あるこの借金、
これを来年は1200兆円、
その次は1100兆円と減らしていく政策を取り始めれば、
金価格は下がっていきます。
ところがそういうことはありえないので、
来年は1400兆円、その次の年は1500兆円と増えていくわけですよ。
そういう中で心ある投資家は、
当然そんなもん信用してませんから、
金にこっそりお金を替えていって、
いつでもどうぞ破綻してくださいってやってるわけですね。
これが金が上がる理由なんです。
それで僕は2倍3倍とは言ったことはないです。
4倍というふうに申し上げていますが、
これが数年で起きるというふうに考えています。
為替でございますけれども、
もし今日為替が今150円だったのが、
明日朝にちょうど75円になってるとするじゃないですか。
倍ですよね。
というと何が起きるかというと、
金価格は明日起きてみると日本円で半分になるわけです。
僕が思っているのは、
ここから円高になって75円、70円、60円というふうに上がっていくだろうと思ってるんですよ。
そうすると金価格はそれだけで半分になるプレッシャーがかかるわけですけれど、
これはそういうことが起きればその分また金は高く上がるだろうと僕は思っています。
ドル安だということですよね、
簡単に言うと。
ドルが下がっていくということは、
つまりドルが世界の通貨ですから、
これの価値が下がるということは、
本物の金の値段が上がるということで、
僕は4倍になると言ってるのは日本円で4倍になるということですから、
仮にドルがここから半分の価値になれば、
ドルベースでは8倍になるとこういうふうに考えてください。
他にもご質問がございましたら、お寄せになってください。
