株式市場大暴落と国債金利上昇との関係について質問させて頂きます。 リ-マンショックや世界大恐慌の際の株式市場大暴落の際には、 安全資産のアメリカ国債への信頼が高まり国債金利は下がりました。 これから起こる株式市場大暴落の際にも同じように安全資産としてのアメリカ国債が買われる可能性もありそうですが、 林則行先生は、 なぜ、 アメリカ国債金利が上昇してデフォルトにまで発展してしまうと予測されていらっしゃるのでしょうか? 世界大恐慌やリ-マンショックの際にはアメリカ政府の債務残高が現在よりもかなり低い水準であったのでアメリカ国債へ信頼が集まった可能性があります。 現在はあまりにもアメリカ政府の債務残高が多すぎることを投資家や市場が不安視して金利上昇、 そしてデフォルトへと発展してしまうとお考えなのでしょうか?

質問日:Sun Jul 12


【林先生の回答】

こんにちは、林則行です。

この国債の金利がこれから上がっていくのかということについてでございますが、
これは一番それを示唆する重要な情報は、
ここのところ株価が下がると金利が上がっているということがあります。

これあなたもご覧になっていらっしゃると思いますが、
大きく下がった日はだいたい金利が上がっているんですよね。

だからそういう方向に市場が変わってきたのではないかというのが僕の判断なんです。

しかも今はイタリアよりも金利が高いです。

これイタリアより金利が高いというのは2つ理由があって、
1つは経済成長率が高いからイタリアより高いんだという理屈が成り立たないわけではないです。

ただそういうふうに表向きを装うことはできますが、
やっぱりこれは基本的にデフォルトの可能性が非常に高いから、
みんなが売ってるというふうに思うのがいいんじゃないかなと、こんなように考えています。

ちなみにG7の中で一番高いのがイギリスです。

イギリス、米国、その後でイタリアという順番になっていきます。

日本なんかは最低レベルですから、
デフォルトはそんなにしないだろうということなんですが、
でもこれどうせ一緒にはやりますけどね。

そこが一番僕が思っているところです。

他にもご質問があるようでしたらお寄せになってください。

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