国債がデフォルトした場合、 会計原則では、 銀行の帳簿上の国債額がゼロ円になるのは分かりましたが、 債権が無くなるわけではないので、 その後、 国が立ち直ったら、 それらの債権は償還期限がきたら、 満額回収できるようになるのではないでしょうか? なので、 銀行はそれを見越して、 債権の将来償還期待から見越し計上しておけば、 帳簿上の破綻は免れることは出来ないのですか? 会計上のルールが分からないのでなんとも言えませんが、 そうはならなず、 銀行は破綻するということでしょうか。

質問日:Mon Aug 17


【林先生の回答】

こんにちは。林則行です。

こんな風にお考えになってください。
この倒産した会社のことでございますけれども、
一般的に会社が倒産をするともうそれ以上お金は払わなくていいことになっています。

例えばある会社が倒産して、十億円の債権があったと。
銀行に対してこれ倒産しましたということになると、
「はい、そうですか」と言って銀行にはもう二度と払わなくていいんです。

仮にその会社が再生をしたということになった場合は、
もうこれ一切払わなくていいです。
倒産しなければ払わなきゃいけないんですが、
一般的には倒産をするともう払わなくていいと、
こういう風になります。

国家の場合も全く同じで、一旦倒産をします。
そうすると持っている国債がゼロになります。
ゼロになると今銀行にあるもの、これが価値が全部ゼロになりますから、
銀行も一緒に倒産をするんですけれど、
そうすると人様のお金、預金を銀行は食っていくわけですね。
そういうことをやっていきます。

100が0になるわけなんですけれども、
奴らがずるい手を使う可能性はあります。
これ倒産じゃないんですよと。
何か口実を作ってね。

それで100を30ぐらいにしてしまうという可能性はあります。
そうすると銀行にあるものは100が30だということになります。
それでも銀行は多くの銀行が倒産状態になりますよね。
ということになると私たちの預金も取り上げられてしまうと、
こういう風になってしまいます。

ということでお分かりいただけましたでしょうか。
他にもご質問があるようでしたら、お寄せになってください。

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