林先生 お世話になります。 銅のことですが、先日、友人から、 NHKのクローズアップ現代(4/6放送)で銅の価格高騰の背景にあるのは、 世界的な需要の拡大。 電気自動車のほか、 AIの普及に伴って急増するデータセンターなどに大量に使われるようになり、 世界中で激しい奪い合いが起きています。 というような内容の放送があったという情報を送ってきました。 知人は、ある日本の会社が数年前からコンゴの銅山から金を共同購入して、 株ではないですが利回りのいい配当を出すというものを紹介してきました。 例えば50万を出資すれば、 月に3万弱の配当がいただけるというものです。 最低半年間は元金は引き出せないということですが、 かなり利回りはいいと思いますが、 ネットワークビジネスのような仕組みになっているようで、 紹介登録制のようです。 こういうところへの投資をどのように考えますか。 また、こういう情報をもらうと、 やはり、金もいいですが、 銅にも投資する価値があるようにも思えたりしますがいかがでしょうか。 よろしくお願い致します。

質問日:Fri Aug 21


【林先生の回答】

こんにちは。林則行です。

この銅の仕組みでございますけれども、50万円を出して仮に3万円ちょうど配当が出てくるということにすると、
3万円が12カ月だと36万円入ってくることになるじゃないですか。

そうすると50万円が元手で36万円入ってくるんですから、とってもいいパフォーマンスだと思いますが、
これはおそらくガセだと思うんですよね。

まあ詐欺に近いでしょう。
そんなに高いリターンが銅の鉱山から出てくるわけはないんですよね。

一番高くて15パーセントぐらいだと思った方がいいです。
つまり一年間で(15万円)一番高い税でですよ。

そのぐらいがあってもそのぐらいだろう、そういうふうに思った方がいいです。
そうすると15万円ですから月に1万円ちょっとですよね。

そのぐらいがあるとしたら一番高いものだと思った方がいいです。
それ以上は無理ですよ。

そんなに銅の鉱山から利益が出るわけはないです。
それからこの銅というのは、そんなに過去も値上がり率が高いものではないです。

例えば2024年の頭ぐらいからトレーディングビューのチャートを見てみてください。
金価格が約130パーセント上がってますけれども、
銅は76パーセントに過ぎないです。

まあ半分ですよね。
歴史的に見るとそんなに上がってきたものでもないんですよね。
これね、やはり需要がそこまでは大きくないんですね。

それが一番大きい問題です。
基本的に銅というのは経済が伸びると伸びていく代物なんですよね。

経済が伸びるというのは、例えば1960年から見るとこのGDPの世界の伸びは約80%、80倍なんですよ。

だから80倍前後になってもおかしくはない程度なんですよね。
ところが金価格は138倍になってます。

これまるで違いますから、銅があんまりいい投資先だとも僕は思えないです。
他にもご質問があるようでしたらお寄せになってください。

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