8/8のコラムを拝読し、 「陽転後に下がるケースもあるため、購入は最高で手持ち資金の半分までとし、残りの半分は下がった時のために残しておくスタンスが望ましい」 とのこと、理解いたしました。 一方で、ゴールド価格は4,000ドル付近が現在の底値であることは間違いないように見受けられます。 年末にかけて価格が上昇していくことが見込まれる中、年末までかけて購入することで、平均取得単価が必要以上に上がってしまうことを危惧しております。 現在の価格は4,400ドル程であり、下方へのリスクが400ドル程に限定されることを考慮しますと、早めに購入を進めることが望ましいようにも思えます。 仮に、円キャリートレードの急激な巻き戻し等により、 大幅な円高が発生した場合には、円建て価格が現在より低くなる状況もあるかと思いますが、そのような事態を想定されて半分は残しておくべきと仰っておられるのでしょうか? お手数ではございますが、ご教示いただけますと幸いです。 追伸: 世界中の投資家の目がゴールドに向き始めておりますので、昨年の秋から冬にかけてのような状況になるのではないかと危惧しております。

質問日:Wed Aug 19


【林先生の回答】

こんにちは。林則行です。

気づきをお読みくださいまして、ありがとうございます。
それで半分買って、半分は残して、残したら1カ月に一遍ずつ買ってもいいじゃないか、こういうことですよね。
もしくは安くなったところまで待って、買うというのもいいじゃないかと、こんなふうに書きました。

これはどういうことかというと、いわゆる建玉法という考え方が世の中ありまして、これに沿ったものなんですね。
建玉法というのは、いわゆる予測とまるで違うんですよ。

予測というのは、これから価格が上がるか下がるかによって自分の投資判断を決めていくというものじゃないですか。
これに対して建玉法というのは、予測というのは手にならないよと、分からないよ、どうなるかと。
そういう中で、こうしたら一番リスクが少ないんじゃないかということを考える方法なんですよね。

この建玉法ですから、このやり方をやれば必ずしも儲かることじゃないですよ。
下がっちゃったら駄目なわけですけれども。
リスクが割と少ないやり方になるということなんですよね。

だから、どういうことを想定してこういうふうに言っているのかというのではなくて、建玉法という形でやれば、割と損が少なくて済むという形で考えているということです。
私たち投資家はエコノミストと一番違うところは、実際にお金をかけるところなんですよね。
実際にお金をかけて彼らが儲からない、あんまり豊かになっていないというのは、この建玉法を知らないからなんですよね。
予測だけでやらないでやっていくということも非常に重要だと、こういうふうに思ってください。

他にもご質問があるようでございましたら、お寄せになってください。

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