建玉法につきまして いつもお世話になっております。 2621という為替ヘッジつきのTLTを持っておりまして、売却して金に代えていこうと思っています。 米国債は秋10-11月にかけて上がる(利回りは下がる)傾向があります。 その頃までに売却を終えたいと想っています。 答え検索システムを見ますと、林先生は損をしている株の売却法で、建玉法での売却を勧めていることがあります。 建玉法による売却とは、具体的にはどの様に売却していけばいいのでしょうか?

質問日:Tue Jul 28


【林先生の回答】

こんにちは。林則行です。

債券を売って金にしていくというのは、とてもいい考え方です。
今、一番問題になっているのは、米国の金利が上がっていくという状況ですよね。
金利が上がっていくというのは、別の言い方をすると、債券価格が下がるということになりますから、
債券を売って、それを金にしていくというのは、とてもいい考え方なんですが、
この建玉法でございますけれども、これは損が出たときに、どうやって損を減らしていくかという方法なんですよね。

建玉法で言っている基本は、8%以上価格が下がったら、つまりあなたの投資金額が全部で100万円だとするじゃないですか。
それが92万円になってしまうと、8%減ですけれども、
これが8%より下がった場合は、そこですぐに手仕舞いをするというものです。

これ1銘柄あたりは、投資金額は20%までにしますから、20%の8%ということであれば、1.6%の損になります。20%ということは、最高で5銘柄を持つということですよ。
ですから1.6%なんですけれども、最高でこれを2.0%まで自分で許そうとするわけですよね。
これをやっていけば、銘柄によっては損が出ますけれども、銘柄によっては利益が出ることがありますから、そんなに大きなダメージを受けるということがないんですよね。
これが建玉法の基本的な考え方なんです。

ただし、実際今はおそらくあなたの場合は、8%を超えて損が出ているんだろうと思います。
そういう意味では、もうすでに手仕舞うべきなんですけれども、そうは言っても現実がそうでないのであれば、今から手仕舞るということになります。

あなたが狙っている10月から11月にかけて売るという傾向があるのであれば、そこで手放していくというのは一つの方法です。
あともう一つは、少しでも価格がいいところを見て、そこで手放すということも考えられます。
どちらにしても少しずつやっていって、少しでも値段を自分に有利なところで手放していって、最終的にはゼロにするという形がいいでしょう。

ということで、ご理解いただけましたでしょうか。
他にもご質問があるようでございましたら、お寄せになってください。

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