最近の米国株価の動きについて疑問に思う点があります。 AIバブルが翳りを見せ、ナスダック総合指数やNDX·SOXは『50日移動平均線』を割り始めましたが、ダウ平均やS&P500は未だ『50日移動平均線』の上を維持しています。 また、(VIXは少し上がっていますが)NYSEの騰落レシオは今日(7月16日時点)も史上最高値を更新し、市場への期待は未だ続いているように思われます。 これについて質問ですが、 ①いまAI産業以外に、米国株価指数を支えている業界が存在しているのでしょうか? また、今の株式市場を牽引している成長銘柄を見つけるには、何を参考にすれば良いでしょうか? ②日経平均(NI225)も間もなく『50日移動平均線』を割りそうですが、今回の『50日移動平均線割れ』は1回目とカウントすべきでしょうか? 『50日移動平均線』が急上昇勾配なので、まだ日経平均インバース(1541)はもう少し待った方が良いかと思いますが、今後の展開はどのように考えれば良いでしょうか? ご教示をよろしくお願いします。

質問日:Fri Jul 17


【林先生の回答】

こんにちは。林則行です。

これね、騰落レシオがまだ陰転していないです。
ですから、おそらくこのまま下がっていくということはないでしょう。
ただ、ここからつける天井がもう1回上がるとは思いますが、その天井が前の天井を抜くかどうかは分からないですね。
おそらく抜かないんじゃないかなと思いますが、ただまだそれは分からないです。

この騰落レシオが示唆するところは、次の天井の方が高いということですが、必ずしも騰落レシオがいつも当たるということではないですから、その点は注意する必要があります。
ただ、ここまで騰落レシオが強いということは、このまま相場が下がっていくことはないというふうに考えたほうがいいです。
あなたの1番目の質問がこれに当たりますよね。

何か牽引しているものがあるから株価が上がっているのかということですが、そうではなくて、AI以外のものが上がっているということですね。
簡単に言うと、AIで売った株を他のものに流用している、流しているという感じです。
特に成長銘柄がここから出てくるというふうには思えないです。
日経平均は1回割れたというふうにカウントしてください。

ただ、重要なのは日経ではなくて、S&P500だとかダウだとか、米国の市場になります。
米国の市場が世界の7割の時価総額を占めてますから、ここの動きがどうなるかということに注目するのが1番大事です。
他にもご質問があるようでしたら、お寄せになってください。

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