AI半導体銘柄が暴落するのではと考えております。 米国イラン戦争により、中東産原油からしか取れない高性能半導体生産に必須な高純度ヘリウムが イランによるカタールLNG工場の爆撃により、ほぼ生産できなくなっていると聞きます。 他にも、理由は色々と考えられますが、先週末からの半導体市況の悪化の兆しがある中で、 日経半導体ETF、あるいはSOX指数連動ETF などを空売りをすることについては、 どのように考えますか? よろしくお願いします。

質問日:Sun Jul 19


【林先生の回答】

こんにちは。林則行です。

SOXなどを売る、まあどっちでも同じですよね。
日経の半導体ETFでも同じですが、こう考えてください。
片っぽに絞ってお話をしましょう。

米国のSOXは、1回割れたところです。
まあ2回という言い方もできますが、まだ1回、ほぼもみ合いを抜けただけですから1回割れた感じなんですよね。
もう1回上がってきて、そして下がってきた場合に空売りを始めるというのがいいです。
それが定石です。

どういうことかというと、相場っていうのは安くなってくるとね、
「あのとき買えなかったからな、安くなったからじゃあ買おう」という、そういう需要っていうのが出てくるもんなんですよ。
別の言い方をすると2番天井をつけるということですよね。

ですからこの2番天井を見てから売っていくのが安心です。
それが空売りの定石だと思ってください。

これ売るにはとってもいいわけですよ。
ずいぶん上がりましたからね。
それでその時やらなければいけない、守らなければいけないのは、
あなたの資産の2割までにするということですね。
2割までにして、8%逆方向に行ったら損切りをするということを必ずやってください。

そうすると2割の8%だと1.6%の損になるじゃないですか。
あなたの資産が全部で1.6%を少なくなるわけですよ。
このぐらいだったら耐えられるわけですね。

でもうちょっと言うと、相場で儲かる時と損する時が2つありますよ。
ていうか逆にはそれ以外の可能性ってないんですけどね。
そうした時に儲かる時が仮に8%以上儲かって、損をする時がちょうど8%で収まるのだったら、
これやればやるほど儲かっていくってことがわかりますよね。
ここが相場の極意なんですよ。

だからあのプロ第一線で活躍しているプロというのは、
必ず8%、人によって多少7だったり5だったり違いますが、その割合で損切りをしていくもんなんですよね。
それで儲かった時はもっと儲ける、これがあの繰り返されるということが大事です。

ですから今、僕が前段で言ったのはタイミングの話でしょ。
「2回終わったら売る」これはこれであの大事なことなんだけれど、それ以上に、
この玉の大きさをね、しっかり守っていくというのがとっても大事だと、こういうふうにお考えになってください。
他にもご質問があるようでしたらお寄せになってください。

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