質問日:Fri Jun 26
【林先生の回答】
こんにちは。林則行です。
今後の相場ですけれどね、これはあんまり重要性がないんで、あんまり見ていく必要はないですが、
どちらかというとドル安の方向の方が強いんじゃないかなと僕は思っています。
つまりドル安ですから円高ですので、今160円が150円とか140円、そういう方向じゃないかなと思います。
その最大の理由は今、金利差が縮小し始めているからです。
金利差というのは米国の金利から日本の金利を引いたものです。
2020年ぐらいからずっと金利差が拡大してきたんですよね。
最初は2020年ごろは0.5%とかそのぐらいしか金利差がなかったんですが、
だんだん開いて、つまり米国の方がだんだん金利が大きくなってきて3.5%ぐらいまで開いたんですよね。
ところが最近は日本が追いついてしまいました。
なぜかというと日本の金利がうんと上がってるんですよね。
これはいわゆる新しい政権ができたりして、あまりにも債券をたくさん出しすぎるからということで金利が上がってしまったということが要因になります。
そうすると金利差がなくなりますから、円がどちらかというとこれ以上大きく下げていくという要因がなくなってしまいます。
こんなふうに思っております。
ですから方向性としては、あなたが言っている120円とか100円の方向になっていくだろうというふうに思います。
今すぐそういう大きな流れはないですが、これもしデフォルトをするということになれば、当然100円だとか、今までつけた値段で一番安いのは71円ですが、71円も当然割り込んできて50円とか30円になっていくでしょう。
そこまでいくとまた話は違うんですが、直近例えば10%20%円高になった場合、何が起きるかということですが、国際ゴールド価格には影響は全くないです。
ただし円建てのゴールド価格には影響がありますよ。それは為替をかけて出すものですからね。
株価にもあまり大きな影響はないですが、円高になってくると当然輸出企業は株価が良くないです。
そういう意味で最近上がっているのは輸出企業ですから、どちらかというとマイナスにはなります。
あと国債ですが、国債は本当に国債商品なので、米国の金利が上がると日本の金利も上がる。
大体世界同時に同じ方向に動くようになってますから、これもあまり円高だから円安だからということはないです。
ただどちらの国が余分に上がったり下がったりするかという意味では多少の差はありますけれど、方向性は常に同じなんですよね。
ということで、他の金融市場に影響が与えるかというとあまり影響はないです。
ただ日本のゴールド価格だけは当然影響があると、このようにお話をしておきましょう。
他にもご質問があるようでございましたら、お寄せになってください。
