質問日:Sun May 03
【林先生の回答】
こんにちは。林則行です。
この金について一番心配なのは、株と一緒に下がっていく可能性なんですよね。
これが実際に起きたのがリーマンショックの時で、リーマンショックは株価指数が大体6割ぐらい下がりましたが、金価格は3割下がりました。
だからこれから起きる下落で、ちょうど半分下がるという意味ではないですよ。
だけどそういうことが起きる可能性はあるということですよね。
これなぜかというと、株が下がるということは不景気になるということですから、不景気になったら、みんな金のネックレスや金の時計って買わないですよね。
そうすると金の需要が落ちるんだと人々が思いますから、そうすると金価格が下がるという論理が働くわけです。
ただ、IT暴落、株価5割下げた時はこうしたことは全く起きませんでした。
逆に金価格は上がりました。
コロナ暴落の時は5日間だけ株価の下落に付き合いましたが、後は上がっていきました。
だからどのパターンになるかは分からないんですよね。
分からないけれど、今米国の金利が上昇気味になっているのを見ると、米国金利が上昇ということは債券価格が下がっているということと全く同じ意味ですから、
債券にも金が行かない、株にも行かないとなると、やっぱり金しか残らないんですよね。
だから下がることがあったとしても、そんなに長い期間ではないだろうというのが、僕の今思っているところです。
ということで、今後引き続き金にシフトしていくというのは、例えば1月に言ったときよりもやや強気で言っていいんじゃないかなというのが、僕の考えているところです。
それで、銀のように大きく下がるかということですが、銀も金も同じ時期に天井をつけます。
これは1月の天井を見ればお分かりですが、同時につけていますよね。
銀の方が下げ幅が大きいです。
ただ銀の方が上がり方も多かったじゃないですか。
だから銀の方が激しく動くんですよね。
で、金も同じように下げます。
だけれど、これは今申し上げているように、金がそうした大きな下げがなく上昇に転じるということであれば、銀も全く同じようになるんだと、こんなふうに思ってください。
ということで、ご理解いただけましたでしょうか。
他にもご質問があるようでございましたら、お寄せになってください。
