質問日:Fri May 01
【林先生の回答】
こんにちは。林則行です。
まず、この7%の方へ上昇していくのかというのは、もし仮に金利が上昇していかなければ、デフォルトをするということはないです。
例えば、今のレベルでとどまるとか、今より金利が下がるということになれば、これ、当然デフォルトはしないです。
それで、7%あたりが過去の歴史的な常識といえば、7%ぐらいでデフォルトする国が多いんですよね。
2010年代に欧州金融危機というのがあって、ギリシャが倒産しましたけれど、その時イギリスじゃなくてイタリアがその次だと言われました。
この時、イタリアはちょうど7%まで行って、これでもう終わりかといったときに金利が下がっていったんですよね。
それで、一命を取り留めたという感じでした。
もちろん7%を超えてしまったギリシャは、その後30%まで上がっていって、当然これ国が倒産したということになります。
だから、それがなければ、当然倒産はしないですよね。
どうしてこういう方向になりつつあるのだろうかということは、最近の金利の動きを見ていると、株価が下がるときに金利が上がっている状況が出てきている、そういうことなんですよね。
それは今年になって始まった傾向です。
またイランの問題などで戦費も膨らんでいますから、表向きは4兆円と言っていますが、これ分からないですよね、いくら増えてるか。
そういう状況もあって、最近投資家がとってもナーバスになってますね。
ということで、今後とも金利が上昇傾向にある可能性が高いということです。
しかも2020年から金利は上昇傾向に入っているというのが分かりますよね。
これは過去から見ると大きなトレンドの変更なんです。
そうしたことを考えてみると、今後とも金利は上がっていく方向にあるだろうというのが僕の考え方です。
他にもご質問があるようでございましたら、お寄せになってください。
