早速金の2年で4倍の根拠についてご教示賜り、ありがとうございました。 少なくとも4倍というお説に意を強くしました。 ところで先生が引き合いに出された1979年から80年はイラン革命、ソ連のアフガン侵攻などがあり、 国際政治リスクが極大化した時期だったと記憶していますが、そのような政治リスクによる一時的な高騰というよりも、 イラン革命後の第二次石油危機に端を発するスタグフレーションが金4倍高騰という現象を生んだ要因と考えるべきでしょうか? 奇しくも同じイランを発端としてスタグフレーション懸念が取り沙汰されている昨今、 そのことと先生がかねてから仰っておられる金融危機とが相まって複合危機として現れた場合、 確かに4倍では済まないような気がしてなりません。

質問日:Sun Apr 19


【林先生の回答】

こんにちは。林則行です。

あなたがおっしゃっているような、79年から80年、政治的なこともいろいろな要因の一つとはなっています。
ただし一番でかいのは、金の価格が安すぎるので、在庫が減ってきたというよりも、金鉱山が掘れなくなってきたんですよね。
それで生産量が減りかけてしまいました。

そんなことから生産量が減ってきているので、当然価格が上がるじゃないですか。
それがやっぱり一番でかかったんですよね。
ここから来る価格上昇の理由というのは、中央銀行とかがやっぱり買ってくるということですね。
前回はいわゆる生産ということ、供給面での問題でしたけれども、今回は需要面が大きくて価格が上がってくるだろうということになるだろうと思います。

あまりにも米国がドルを増発しています。
例えば今回、戦争が今イランと間にありますが、これはただでできるわけじゃないですから、当然国債を増殺することになります。
表に金額を出すかどうかというのはわからないですが、世界の中央銀行はバカじゃないので、当然そんなことがやったら、
お金がジャブジャブになってお金の価値が薄まるということがわかっちゃいますからね。

あなたが言っている4倍じゃ済まないんじゃないかということですが、これはそうかもしれないです。
ただこういうものを考えていくときは、最初は小さめに捉えないと、あまり大きい期待をしていくとリスクが大きいですから、
4倍ぐらいかなというのでスタートしたらどうでしょう。

そのぐらいで仮に自分が4倍で売ってしまったと、ところが価格が10倍になったということだとしても、4倍儲けたらすごいわけですからね。
そのぐらいの余裕がある態度というのがいいんじゃないでしょうか。

ということで、他にもまたご質問があるようでございましたらお寄せになってください。

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