質問日:Sun Apr 19
【林先生の回答】
こんにちは。林則行です。
この金の値段でございますけれども、
あなたが現状でもだいぶ高値になっているというふうにお考えになっていらっしゃいますが、これはこのとおりで正しいんですよ。
ただその前に言っておくと、1960年から見て金価格って今138倍になっているんですよね。
世界のGDPが80倍です、大体。それより高いんです。
138倍、これ高いなと思っていると、ここまで上がってきたこと自体説明できないし、
この途中でもすごく高かったわけなので、そうすると全然買えなかったってことになっちゃいますよね。
だから高いっていうこと自体が、ここから買う理由にならないっていうことを、まずそのあたりよくご理解ください。
ここ5年、3年、2年、1年、どういう期間をとっても株よりも上がっているんですよね。
だけどそれ、株より上がっているからじゃあ買わないかっていうと、その翌年も株より上がったと、こういうことになってしまいます。
4倍はどうやって計算しているのかというと、これまでいろいろな説明をしてきたことが一番大きいのですけれども、
その中で大きいのは米国の国債に対する信用が今薄れ始めています。
それは米国の金利が上がっているということに表れています。
日本の金利も結構上がってますよね。
もう20年内の安値になっているわけですね。
日本の金利の債券価格が金利が20年ぶりの高さに戻ってきてしまっているという意味でもあります。
こうした中で、一般的な通貨の価値が下がっていって金の価値が上がっていくということになるわけですよね。
1979年から1980年が今まで一番大きな値上がりだったんですけれど、その時が4倍だったんですね。
だからこの4倍ぐらいの値上がりは最低あるだろうというので、ここで4倍という数字を出してきたわけです。
もうちょっと上がるかもしれないですね。
そのあたりは実際どういうふうになるのか、事実が展開していく中でまた僕が解説をしていこうと思っています。
あなたが言っているように、僕は株式の専門家です。
株式の専門家ですから本来は株の話をしたいんですけれども、株はここから下がる危険性があるのであまり進めていないというのが理由です。
それで金投資を進めているわけです。
下がる可能性が高いものを進めるというわけにはいかないわけですよ。
金の方が簡単に利益が出るし、その幅も大きいと、こういうふうにお考えになってほしいです。
ご理解いただけましたでしょうか。
他にもまたご質問があるようでございましたら、こちらまでお寄せになってください。
