ダウ、SP500、NASDAQなどの指数とGOLDが同じ動きをしていて上昇下降する期間が非常に長い、 または、地政学リスクが高まってもGOLDが買われない、リスクが高まるとGOLDも売られる! どんな資産でも資産は資産なので、リスクが高まれば売られるというのは分かるのですが、これはどういった理由から起きているのでしょうか? 来るべき大破局が大き過ぎてGOLDも一旦は売るというスタンスが徹底されているのでしょうか。 また、地政学リスクから運用資産の解約申請をしても運用会社が応じなかったため、含み益の出ているGOLDを売っているというのも理解はしています。

質問日:Tue Apr 21


【林先生の回答】

こんにちは。林則行です。

このゴールドと、それから株式の指数の動きですけれども、将来これが同じ方向に動く可能性があるかという意味では、動く可能性はあります。
リーマンショックの時なんかがいい例ですけれども、最初の3ヶ月ぐらいだったかな、これは逆方向に動いたんですよ。
株価が下がる中で金価格は上がりました。
しかしその後、株価がうんと下がり始めると金も一緒に下がっていきました。
先に金が底を入れて、その後数ヶ月してから株価は上がっていきました。
金の一番高いところから安いところまでの値下がり率は30%、株はだいたい60%でした。
こんな感じだったんですよね。

同じことが起きるということがあるかどうかは、これなかなかわからないですね。
だけれど考え方として今見ているのは、米国のドルがどうもみんなが不信感を持ち始めているという感じです。
もうちょっと具体的に言うと、ドル債の価格が下がりつつあります。
普通は米国債が下がると景気が悪くなってくるということですから、景気が悪くなればもうちょっと金利下げないと客が来ないということで金利が下がるわけですね。
金利が下がるということはドル債が上がるのと全く同じなんですよね。
ところがそれがどうも起きてこない。

ドル債は金利が利回りが上がってきてしまっている。日本なんかそうですけれども、結構上がってますよね。
今どうもこのドルの債券に対する信頼が薄らいでいます。
一つはこういうイランのようなことをやっているので、戦費が拡大しているということもあります。
日本なんかの場合は積極財政をやっているので、信頼性が薄らいでいるということがあります。

そういう中で債券が買われなくなってしまっていますから、これ金投資家にとってはとっても有利な状態が起きているというふうに思ってください。
ただ金価格が上がらないというのは1月に運と高い価格を付けましたから、少し休みの期間というのは必要なんですよね。
相場ですからそういうふうにお考えになってください。
他にもご質問があるようでしたらお寄せになってください。

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