質問日:2026/04/03
【林先生の回答】
こんにちは。林則行です。
まず、税金のお話をしておきましょう。
これ、地金に変えてから売る場合と、それから純金積立で売る場合では、税金が全く同じです。
正確に言うと、やや違います。なぜかというと、地金に今替えると、替えた日の価格で、10%の消費税を払わなければいけないです。
例えば、今ちょうど500万円としましょうか。そうすると、50万円払わなければいけないじゃないですか。
それで、2年後に売るとしますよね。売った時に、価格がちょうど倍になっているとすると、1000万円ですよね。
そうすると、1100万円で売れます。税金の分が、戻しが多少違ってきますけれども、方法論としては、全く同じだと思ってください。
じゃあ、変えた方がいいのか、変えない方がいいのかということになると、
最終的には、資産税が三菱マテリアルの口座に課されるか課されないかを、どこまで心配するのかによります。
つまり、今自分の手元に地金があれば、資産税が課される可能性はゼロですよね。
政府が自分が持っていることを知らないですから、これはOKです。
これに対して、三菱マテリアルは公的な企業ですから、
あなたがそこで地金に関わる純金積立を持っているということは、知られてしまっているわけですから、ここにそうした課税がなされるという可能性がないわけではないです。
僕が思うに、この可能性は非常に低いと思っています。
資産税が行われる場合、まず対象となるのは銀行預金です。
銀行預金を200万円以上持っていてはダメです。1個あたりです。これは持っていてはダメです。
その次の可能性として、証券口座ですよね。
その次ぐらいに、いわゆる純金積立がありますけれども、こういう小さな金融機関、政府からしたらまるで意識に入っていないような金融機関ですから、
ここまでやるということはまずないだろうと思いますよね。
それは安心していていいかな。そんなふうに思います。
ここまでが、いわゆる一般的な話なんですが、あなたが税金を若干でも安くしたいのであれば、その方法がないわけではないです。
これは毎年1年あたりに50万円までの特別控除がありますから、
例えば今、50万円の利益が出る程度の地金を1枚出してくるとするじゃないですか。地金でもいいですし、純金積立でもいいです。
それを出してきて、それを売ります。どちらでもいいですよ。純金積立でも地金でもいいですよ。
それを売ると、50万円までは税金がかかりません。それ以上については税金がかかります。
それをまた翌日、もしくは同じ日に買い戻すわけですよ。
そうすると税金分はかからないで、あなたの買い単価は上がります。約50万円上がりますよね。
これを毎年やっていけば、買い単価はどんどん上がっていきますから、最終年度において、
例えばあと3年やるとしたら、150万円だけ買い単価が上がって、その分の税金を納めるのが少なくなるということをやることはできます。
こういうテクニックですよね。これをやるかやらないかというのは、ご自分でお考えになってください。
そんなところじゃないでしょうか。他にもご質問があるようでしたら、お寄せになってください。
