今回は、インバースETFの活用についてご意見を伺えればと思い、ご連絡いたしました。 講義では主に「信用空売り」について解説いただきましたが、戦争相場のような急落局面において底打ちまでを前提にポジションを持つ場合、信用空売りよりもインバースETFの方が実務上のメリットがあるのではないかと考えております。 保有銘柄がTech系に偏っていることもあり、以下のように QID(NASDAQ100 −2倍ETF)とQQQ(NASDAQ100 ETFの空売り)で整理してみました。 ■ QID(現物)とQQQ(空売り)の比較 項目 QID QQQ ———- ——- ———– 追証 なし あり 踏み上げ なし あり コスト 0.95% 1.8〜3.8% 暴落効率 標準 高い ※2週間以上保有する場合は、コスト面ではインバースETFが有利ではないかと考えています。 ■ インバースETFのその他の特徴 ・株価が比較的低く、少額資金でもオプション戦略(例:プット売り)が組みやすい ・日次リセットによるボラティリティ減価があり、レンジ相場には不向き また、今回のイラン戦争については斬首作戦が取られたこともあり、イラク戦争のように長期化する可能性もあるのではないかと見ています。 足元の指数動向を見ると、 ・NDX(NASDAQ100)・SOX(半導体指数)は比較的堅調 ・DJI(ダウ)・IXIC(NASDAQ総合)はEMA200に接触 ・SPX(S&P500)もいずれ同水準に達する可能性 といった状況であり、そろそろ下落局面を前提としたポジションを検討すべきタイミングではないかと考えております。 お忙しいところ恐縮ですが、先生のご見解やアドバイスをいただけましたら幸いです。

質問日:2026/03/17


【林先生の回答】

こんにちは。林則行です。

投資戦略でございますけれども、基本的には下げ相場で空売りを行っていくことをお勧めしています。
インバースの買いは空売りと同じですよね。
あなたがおっしゃっているように、インバースは追証がないので、そういう意味ではやりやすいです。


QIDの方がこれコストも安いみたいです。
大事なことは、必ず損をしたときに資産の2%までにしていくことです。
100万円でしたら、2%というのは2万円ですよね。
ですから、逆方向に行って損が出たときは、2万円で必ず損切りをするようにします。

ですから、信用取引の場合は、あなたは5%で損切りをするというルールを決めているわけですから、それで株数が決まりますよね。
最大の株数がそれで決まるはずです。
ということで、必ずその株数を守ってやっていってください。
それを守れば大きな問題はないです。

難しい話をごく簡単にしてしまうと、相場って上がるか下がるかの2つでしょう。
だから、儲かるか儲からないかというのは、半々ですよね。
半々の中で損する方は、必ず資産の2%以内と決まっていれば、儲ける方でそれ以上さえ出れば、トータルすると利益が出てくるという話になります。

売上からコストを引くと利益というのが会社の仕組みですけれども、同じように、勝ちトレードから負けトレードを引くと利益だというのが、いわゆる空売りの考え方なんですよね。
これをしっかり実行するようにしてください。

空売りをやるタイミングというのは、50日移動平均線を割ったところです。
ここで行うようにしてください。
それ以外の点で行うと、逆方向に持っていかれたりする可能性があります。
もしくは重要な安値割りですね。
そのどちらかで空売りを行っていくようにしてください。
ということで、しっかりやってください。

あと、基本的には僕は金の買いをお勧めしておりまして、今年一杯中に金を資産の100%にして、その値上がりが4倍になるのを来年以降楽しみにする。
これが投資の基本だというふうにお教えしています。

他にもご質問があるようでございましたら、お寄せになってください。

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