質問日:2026/03/08
【林先生の回答】
こんにちは。林則行です。
まず、米国と日本の両方で金のETFだと理解しますが、どちらがいいか。
どちらでもほとんど同じですが、強いて言えば日本のほうがいいです。
なぜかというと、大きな金融危機が来たときに米国と日本では時差があります。
私たちが寝ているときに、向こうは昼間になりますから、向こうで起きている情報が私たちに伝わるのは、どうしても朝起きてからになりますよね。
そうすると、そこで半日、対応が遅れてしまいます。
そういうことがありますから、これは日本のほうがいいです。
ただ、そういう大事件がここからすぐあるかというと、日経平均が今から半分になるまではないでしょうから、特に何かすぐに急いで日本のものにしておかなければならないということもないです。
それで2番目でございますけれども、これはどちらがいいか。
現物がいいのか、ETFがいいのかというのは、一番大事な区分けの条件をお話ししておきましょう。
ETFは税金が安いです。
利益に対して20%払えばいいわけですよね。
地金はそうでいかなくなる場合が多いです。
これに対してETFは証券会社にお金を預けたままにしているので、仮に証券会社に資産税が課されるようなことがある場合は、あなたのETFが政府によって召し上げられます。
1946年にそうしたことがあったのですが、そのときは銀行預金だけにやられました。
一番多い人は9割持っていかれました。
これに対して証券口座にはやらなかったんですね。
ただ、ここから来る金融危機についてやらないとは限らないです。
銀行はやると思ってください。
証券はやらないかもしれないです。
ただ、それは明確にはわからないので、それが嫌だ、それは怖いというのであれば、地金にしていくしかないです。
この2つが一番大事なところなんですよ。
どちらにするかはご自分で考えてください。
これ、どちらのリスクをどのぐらいに捉えるかということによりますよね。
例えば半々でもいいし、どっちかを1にして、どっちかを0にしてもいいですが、このあたりはご自分で決めてください。
米国株はおやめになって、金投資に一本に絞るのがいいと思っております。
他にもご質問があるようでしたら、お寄せになってください。
