質問日:2026/02/23
【林先生の回答】
こんにちは。林則行です。
楽天証券iSPEEDでの空売り〜買戻しについて、操作方法を整理してご案内いたします。
■① 空売り(売建)の発注について
基本的な流れはご認識の通りです。
①「注文」→「信用新規」を選択
②「売建」を選択
③ 信用区分(制度6ヶ月 または 一般無期限)を選択
④ 数量・価格(成行または指値)を入力
⑤ 注文の有効期限(本日中 など)を設定
この手順で空売り注文になります。
【実務補足】
■制度信用の場合
・貸借取引の仕組みのため、需給逼迫時に逆日歩(品貸料)が発生する可能性あり
・貸株料が日数分発生
・6ヶ月以内に必ず返済が必要
■一般信用の場合
・証券会社の在庫貸付による取引のため、逆日歩という制度は発生しない
・ただし貸株料は発生する
・在庫不足時は新規売建停止となる場合がある
・無期限タイプでも証券会社規定に従う
■② 上昇した場合の損切(逆指値)
損切りを自動化したい場合は、
「逆指値注文」または「返済注文の同時設定機能」を利用します。
方法①:建てた後に逆指値で返済注文を出す場合
①「注文」→「信用返済」
② 保有建玉を選択
③ 返済買いを選択
④ 注文方法で「逆指値」を選択
⑤ 例:6122円以上で発動 → 成行(または指値)で買戻し設定
※5668円の8%上昇は 5668 × 1.08 = 6121.44円 のため、
整数指定では6122円がより近い価格です。
■逆指値の実務ポイント
・成行指定 → 約定優先(急騰時に有効だが滑る可能性あり)
・指値指定 → 価格指定可能だが未約定リスクあり
方法②:新規建と同時に損切り条件を入れる場合
「信用新規」画面には、返済注文を同時に設定できる機能があります
(表示位置は端末・バージョンにより異なります)。
例:
5668円で売建
→ 6122円以上で自動買戻し
なお、
「逆指値付通常注文」は、通常注文と逆方向の条件を同時設定できる注文方式で、
条件到達時に一方が失効する仕組みを持ち、OCO注文と似た機能を持ちます。
ただし内部処理ロジックの詳細は公開されていないため、厳密にはOCOと同一ではありません。
あと、読んでお分かりにならないようでしたら、こちらのほうまでお問い合わせを送ってください。
